オンラインカジノソフトウェア
オンラインカジノの内部的構造
オンラインカジノ企業自体が全部のシステムをオリジナルで開発して用いているわけではありません。
バンク(キャッシャー)ならキャッシャーの、ゲームソフトならソフトウェア開発企業とライセンス契約を交わして用いているケースが大半です。マーケティングやサポートに関しても第三者に任せているカジノも存在します。
普通は「オンラインカジノ」と言えば「運営企業」の事を指しまして、ここは経営を主に行っています。システム面は第三者に委ねているケースが大半なのです。
そして、そのシステムの要であるソフトウェアはオンラインカジノをする時にかなり大切な役目を負う事になります。
ソフトウェアは非常に重要です
数え切れないほどのソフトウェア企業が全世界に存在していますが、プログラムにインチキがあるソフトウェアも少なくありません。もちろん、そんなソフトウェアでプレイすればまず間違いなく負けます。そのようなソフトウェアを採用しているカジノではプレイしないようにしましょう。
信頼性が高く実績も豊富なソフトウェアとなると一気に少なくなります。世界中で有名なソフトウェアと言えば、Real Time Gaming(リアルタイムゲーミング)、Boss Media(ボスメディア)、NetEnt(ネットエント)、PlayTech(プレイテック)、Microgaming(マイクロゲーミング)だと思います。
大手でなくても信頼性の高い「独自系」「マイナー系」と呼ばれるソフトウェアが存在しており、ソフトウェアごとに性質が異なります。
同一ソフトウェアを採用しているカジノであれば、プレイ方法・キャッシャー・登録手段・インタフェイスなどがほぼ一緒のはずです。また、どのソフトウェアを採用しているかでカジノの信頼性自体がある程度分かります。
1。プレイテック
人気急上昇中の新鋭ソフトウェア
プレイテックの創立は平成11年ですから、ソフトウェア企業としてはかなり新しいですし、認知され始めたのもここ数年の事です。しかし、かなりのオンラインカジノがプレイテックのソフトウェアを使っています。
キングコング・フリーお試しスロット ハムナプトラ・フリーお試しスロット
アイアンマン・フリーお試しスロット マイティソー・フリーお試しスロット
スパイダーマン・フリーお試しスロット アベンジャーズ・フリーお試しスロット
操作性に秀でており、美麗なゲームグラフィックも魅力です。話題のタイアップゲームも積極的に取り入れておりますし、ライブディーラーも大好評です。
ロンドン証券市場に上場済みですから、信頼性も高いです。
また、ソフトウェアのライセンス手数料がリーズナブルですし、共有化が行われているオペレーションも存在しているため、オンラインカジノの運営が楽になるので、新しいソフトであるにも関わらず、かなりたくさんのオンラインカジノで採用されているのです。
悪徳カジノに気を付けましょう
プレイテック自体は良質なソフトウェアなのですが、悪徳カジノもかなりあるので気を付けましょう。
こうなっている理由は、プレイテック系統のカジノを立ち上げるための基準が緩く、信頼性が低いライセンス持っていようが、資金が乏しかろうが、ソフトウェアが提供されているからです。倫理観が薄いカジノ運営をよく見かけますし、スパム広告を悪びれもせずに使うカジノが大変たくさん存在しています。
良質な日本語対応サービスをしている大手カジノも存在しますが、質の低い日本語オンラインカジノがたくさんあるのも事実です。日本人を狙った悪徳カジノが一番多いソフトウェアだと思います。日本語対応だからといって無闇に利用するのはNGです。
プレイテックのサイト上にサポート窓口が存在しますが、効果はあまり高くないと言われています。
プレイテックは荒い?
「波が激しい」とプレイテック系のゲームはよく評されています。
実際、私もそう感じる場合が少なくありません。
ですが、ランダムナンバージェネレーター(RNG)の試験を外部団体TST(Technical Systems Testing)に行ってもらってパスしていますから、ソフトウェアの精密性は承認されています。
ボーナスハンターには容赦がありません
ボーナス乱獲者(Bonus Abuser)の判断ラインが厳格なのもプレイテックの特徴であり、プレイヤー側に悪意が無くても、ボーナス権を没収される場合があります。
また、ブラックリスト(ボーナス乱獲者情報)が色々なプレイテック系統のカジノに伝達されてしまうらしく、どこかのカジノで乱獲者判定を受けてしまうだけで、別のカジノにおいて、新しいアカウントが作れなくなったりボーナス権が没収されたりしてしまう可能性があります。
ボーナスをかき集めようとしてたくさんのカジノでアカウントを作ってしまうと、トータルで損をする事になりますから、プレイするカジノは絞るようにしましょう。
2。マイクロゲーミング
トップクラスのソフトウェアの一つです
業界最高峰のカジノソフトウェア企業として、マイクロゲーミングが君臨しています。
創立が平成6年と老舗であり、マイクロゲーミングのソフトウェアを採用している世界トップレベルのオンラインカジノが非常にたくさんあります。
操作性、ゲームの種類、サウンド、グラフィック等、どの分野においてもトップクラスです。
ゲーム開発への積極性が高いです
トゥームレイダー2・フリーお試しスロット プレイボーイ・フリーお試しスロット
ギャラクティカ・フリーお試しスロット ダークナイトライジング・フリーお試しスロット
ターミネーター2・フリーお試しスロット ジュラシックパーク・フリーお試しスロット
新ゲームの開発への積極性が高いのもマイクロゲーミングの特徴であり、開発ペースでもトップクラスです。
ビッグタイトルとのタイアップゲームも素早く導入されていますから、多くのプレイヤーが喜んでいます。
VIPERの長所
ヴァイパー(VIPER)というのがマイクロゲーミングのソフトウェアの名称であり、現在ではほぼ100パーセントのカジノで利用されています。
VIPERはサウンドやグラフィックが美麗ですが、それ以外にも魅力があります。
キャッシュチェック(Cash Check)機能:入金・出金状態をチェック可能
プレイチェック(Play Check)機能:プレイ履歴をチェック可能
オートプレイ機能:細かな設定ができます
ボーナス条件の達成具合をキャッシャー画面でチェック可能な機能(採用していないカジノも少しあります)
また、インターネットエクスプローラーブラウザをソフトウェア上で開く事が可能なので、カジノロビーからサポート側に、メールやプロモーション・ボーナスの申込が行えます(一部カジノを除く)。
日本語対応にも力を入れています
マイクロゲーミングのソフトウェアも今では多言語化(Multi Language)が進んでおり、大半のカジノで日本語を選ぶ事が可能になりました。
また、IPアドレスなどを元に、キャッシュチェック・プレイチェック・キャッシャー画面等が日本語になるといった機能も徐々に搭載されてきているようです。
マイクロゲーミングなら絶対問題ないという事ではない
「マイクロゲーミングのカジノなら絶対安心」という感じで、マイクロゲーミングが神格化されていた時代もあったと言われていますが、その認識はもう古いです。マイクロゲーミング自体は今でも絶大な信頼性あるソフトウェアですが、どのカジノでも問題がないというわけではないのです。
一番目立つのは「ホワイトレーベルカジノ」です。
ホワイトレーベルとは、つまりオンラインカジノの「仕分け」です。資金能力に乏しいオンラインカジノ運営(を望む)者でも、ライセンスを獲得している正式なオンラインカジノに申し込む事で、結構リーズナブルにオンラインカジノのコピーカジノを作成してくれて、ケース次第では運営を任せる事も可能というものです。もちろん、運営を正式なライセンシーを有した上で進めているオンラインカジノよりも、信頼性や資金能力が心もとないです。
マイクロゲーミングだからといって安心しないで、しっかり吟味してからカジノを選択しましょう。
3。ネットエント
ダウンロードをしなくていいJAVAFlashソフトウェアです
ネットエンターテイメント(ネットエント)のソフトウェアは、ノーダウンロードのJAVAFlashソフトウェアです。
ダウンロードタイプのものよりも、ノーダウンロードタイプのソフトウェアは遊んでいてショボく感じると言われがちですが、ネットエントの場合はその話は全然該当しません。ゲーム性が大変秀でており、ダウンロードタイプのものと比べても楽しいゲームがたくさんあります。
インターネット回線がサクサクであればダウンロード時間が存在しないぶん気分よく楽しめますし、JAVAFlashのアプレットだけインストール済みであればパソコンの容量を侵す事もありません。システム性も大変高く、キャッシャーもゲーム画面も視覚的で大変理解しやすくなっています。
ちなみに、昔と違ってノーダウンロードタイプのソフトウェアを採用しているオンラインカジノが今では大半になってきています。
ストックホルム証券市場に上場済み
「ネットエンターテイメント(ネットエントの運営企業)」は、ストックホルム証券市場(スウェーデン)に上場済みですから、信頼性が高いです。
eCOGRA等の色々な承認期間に承認されています
ソフトウェアディベロッパーとしてネットエントはeCOGRAに承認されています。
また、2軒の外部機関(SKLとTST)でランダムナンバージェネレーター(RNG)の承認を得ています。普通は1軒だけですから、ネットエントの信頼性は高いと言えるでしょう。これもあってか「ネットエントのブラックジャックはオンラインカジノ界で最も波が穏やか」とも言われています。
システムがシンプルで分かりやすい
ネットエント系のソフトウェアは大変秀でたシステムになっています。キャッシャーもゲーム画面もシンプルであり目で見て理解しやすいです。日本語非対応のカジノであっても、問題なくプレイできるほどに分かりやすいです。
4。パーティーゲーミング
オンラインゲーミングカンパニーとして世界トップクラスの規模を誇り、ロンドン証券取引所に上場済みです。
パーティーポーカー、パーティーカジノ等は当然として、バックギャモン、ビンゴ、スポーツブック等のブランドも搭載しており、グループ全域のブランド数も併せて考えると、本当に膨大な数のブランドを持っているモンスターゲーミングブランドであると言えます。
パーティーゲーミングのソフトウェアプロバイダとしての評価
パーティーゲーミングはソフトウェアプロバイダ(ソフトウェア作りをしているという事)でもあります。昔、アイグローバルメディア(iGlobalMedia)という名前で活動していた頃は、開発能力は率直に言って低かったのですが、大きなカンパニーになってからは、ゲームの開発力が格段に上がっており、ゲームの質自体ももちろん非常に高いです。
高いゲーム性や有名ムービー作品とのタイアップは当然として、パーティーゲーミングオリジナルキャラクターも存在していて、その新ゲームの質の高さは常にユーザーからの好評を博しています。
パーティーゲーミングならパーティーカジノ
パーティーカジノでしか、パーティーゲーミングのゲームはプレイできません。
パーティーカジノ
パーティーカジノでは、楽しさとオリジナリティが両立したパーティーゲーミングのゲームにプラスして、別企業のソフトウェアの人気ゲーム(ウェイジャーワークス、クリプトロジック等)もプレイ可能なマルチプラットフォーム式になっています。また、パーティーカジノは日本語対応にもなっています。現在人気急上昇中のオンラインカジノです。
5。クリプトロジック
リアリティの高さと美麗さ
3D感の高い美麗なグラフィックがクリプトロジックの魅力です。ことにバカラやブラックジャック等のテーブルゲームの遊び心地が良く、オンラインカジノソフトウェアの内で一番リアルカジノに似たムードを体験できるようになっているはずです。
有名タイアップゲームが目白押し
有名ゲームの「コールオブデューティ」やアメコミヒーローのマーベル(MARVEL)の「ファンタスティック・フォー」や「スパイダーマン」、更に日本のカプコンの「ストリートファイター」などの錚々たるタイアップゲームが目白押しです。
Ecash Direct(専用キャッシャー)
Ecash Direct社がクリプトロジックのカジノのキャッシャーの処理の全部を行っています。
24時間以内にネッテラーへの払い戻しが行われますし、電信送金手数料などもリーズナブルであり、大変レベルの高いキャッシャーとなっています。
また、客1名当たり10万$までの保険がEcash Directの口座には掛かっていますので、もしもの折もしっかりカバーされます。
使い勝手の良い機能が存在します
「マイプロモーション」というキャッシャーの機能がありまして、ボーナス条件の達成具合や明細が見るだけでチェックできます。クリプトロジックには月ごとにボーナスがゲット可能なカジノがたくさん存在しますので(感覚としてはインターカジノに近いです)、かなり使い勝手が良いです。
トロント証券とナスダックに上場しています
クリプトロジックの創立は平成7年であり、トロント証券やアメリカのナスダックに上場しているので信頼性が高いです。大規模ゲーミングソリューションのAmaya Gaming(カナダ)に買収されたのが平成24年の事であり、この先も成長していくものと見られています。
クリプトロジック系のオンラインカジノならここを推奨!
6。888 Holdings
昔は「ランダムロジック」という名前だった888Holdingsは、少し前まではオリジナル性が非常に低くゲーム性も低いものでした。
ボーナスゲームやプログレッシブジャックポットもかなり遅れて搭載しましたし、サウンドやグラフィックに関しても普通より一歩も二歩も遅れているという感じでした。
ですが、ここ数年でサウンドやグラフィックのクオリティが大幅にアップして、ゲームバランスやゲーム性に秀でたゲームがいくつも登場してきています。
また、別企業の有名ゲームを自企業のソフトウェアに取り入れる事にも尽力しており、既に888Holdingsのソフトウェアだけで、ヴァージンゲームズやクリプトロジックの有名ゲームがプレイ可能になっています。
大幅に変化したソフトウェアであると言えるでしょう。
ロンドン証券上場済み
ですので、信頼性が高いです。
日本語対応あり
888を採用しているカジノオンネットは昔から日本語対応済みであり、ソフトウェアに関してもほぼ全部日本語表示です。
キャッシャーのガイドも全部日本語表示なので安心です。
カジノオンネットと888の関係性
ほぼカジノオンネットの為だけに開発されたランダムロジックですから、888の成長は全部カジノオンネットのお陰だと評しても良いと思います。
昔はカジノオンネットが「ユーザー数世界トップ」である事くらいしか評価できる点がなかった888ですが、今はハイクオリティなゲームが増えていますし、この先もゲーム開発に尽力するという発表が成されています。
これからも、世界トップクラスのソフトウェアとして成長していく事でしょう。
7。リアルタイムゲーミング
オリジナル性が高くサクサク動くゲームが多いです
RTG(リアルタイムゲーミング)のソフトウェアはかなり軽快であり、ゲームがサクサク進むので爽快です。
オリジナル性が高く、ハマりやすいゲームが多いです。
RTGは設定できる?
オンラインカジノゲームの設定に関しては分かっていない部分がほとんどなのですが、RTGのソフトウェアは設定できると言われています。
一番目立つのがビデオポーカーにおける払い戻しです。
ジャックスオアベターの一般的な払い戻しレートはストレート6倍、フルハウス9倍ですが、リアルタイムゲーミングのカジノではこれらの払い戻しを運営側の意思で低く調整する事が可能です。ビデオポーカーをRTGでプレイするのであれば、払い戻しをチェックしてからにしましょう。
そして噂レベルですが、ブラックジャックに関してもカードの組数(デッキ数)を調整する事が可能であるとされています。スロットに関してもペイアウト変更が数レベル程度できると見られています。
ただ、これはあくまで「ペイアウトを調整可能」というだけであって、カジノ運営側がゲームを自在に操れる、つまり「不正できる」というわけではありません。
RTGのソフトウェアはランダムナンバージェネレーター(RNG)の試験を外部団体のTST(Technical Systems Testing)により施されていますから、ソフトウェアのフェアさは承認されています。
RTGに悪徳カジノはつきもの?
今ではプレイテックの方が多いと思いますが、現在でも悪徳カジノの中にリアルタイムゲーミングを採用しているカジノがたくさんあるという事が否めません。
RTGのソフトウェア使用料金は、一般的なソフトウェアよりも大幅にリーズナブルですし、審査も緩いので、資金能力が低くグレーな考えを持つ経営者からも人気になってしまっているのです。
ですから、RTG系統の場合はカジノ選びが非常に重要です。良質なカジノだけでプレイすれば問題はないのですが、それでもトラブルに見舞われた場合は、リアルタイムゲーミング用の調停団体も存在していますのでサポートしてもらうようにしましょう。
リアルタイムゲーミング系統のオンラインカジノはここを推奨!
8。ウェイジャーワークス
ヴァージンカジノがウェイジャーワークスを使っているブランドの代表格だったのですが、平成25年1月に撤退してしまったので、今ウェイジャーワークス系のソフトウェアがプレイできるカジノは存在しません。
ダウンロードタイプに比べても優れたノーダウンロードタイプです
よくダウンロードタイプのものよりも、ノーダウンロードタイプのソフトウェアは遊んでいてショボく感じると勘違いされがちですが、ウェイジャーワークスのゲームの場合はその話は全然該当しません。ダウンロードタイプのものと比べても優れたゲームがたくさんあります。
良質なゲームをパソコンの容量を侵さずにプレイできます。
ただし、ウェイジャーワークスのゲームをプレイするには、それなりのブロードバンドとスペックがあった方が良いです。ロースペックパソコンやナローバンド環境だとプレイしにくいかもしれません。
ランドカジノ用のスロットマシンメーカーのトップであるIGTがウェイジャーワークスの母体です。リアルカジノで大好評なゲームが、オンラインカジノでそのままプレイできる驚愕のラインナップとなっています。
母体が母体ですから、ウェイジャーワークスの信頼性も高いです。ソフトウェアのテスト(TSTによる)は当然として、ウェイジャーワークスを用いているオペレーターも超一流会社のヴァージンカジノ(ヴァージングループ)を代表とする有名会社が集結しています。
9。ボスメディア
ボスメディアは一般的なソフトよりは暗く地味な印象があるかもしれません。
ですから、ラスベガスのような華やかなカジノイメージとは違い、モナコ等のヨーロッパ各国の伝統的で上品なカジノイメージであると言えます。通好みであり、ターゲット年齢もやや高いかもしれません。
ヨーロッパ各国では非常にユーザーが多いです。
マルチプレイヤーカジノです
ボスメディアはマルチプレイヤーカジノのソフトウェアであり、クリプトロジックに匹敵するくらいの性能があります。
「Guest Book(カジノロビーにあります)」を見れば、知人がどのゲームをプレイしているかをリアルタイムで即座にチェックする事が可能です。
3大ソフトウェアと評されていたのですが……
ボスメディア、クリプトロジック、マイクロゲーミングが3大オンラインカジノと評されていたのですが、近頃ライバルメジャーソフトが積極的に新ゲームを取り入れたりバージョンアップをしたりしてきており、ボスメディアは先を行かれてしまっています。
実際、プレイテックに市場規模で明らかに越されてしまいました。
ですが「ボスメディアの美点はそのままでいることである」とも言えると思います。
10。エベレストゲーミング
オンラインカジノが世に出始めた頃からオリジナルソフトウェアとして国内市場を席巻してきたエベレストゲーミング(旧グランドバーチャル)ですが、平成25年にインペリアルカジノを代表とするエベレストゲーミング系の全部のグループカジノがプレイテックに移動したので、今使われているカジノは存在しません。そろそろ役目を終えるソフトウェアです。
ここからは全部過去の情報となります。
日本語対応の先駆者です
エベレストゲーミングのカジノは、昔からマルチ言語サービスを進めており、大半のソフトウェアが日本語非対応だった頃から日本語対応をしていたようです。日本のシェアの大半を占めていたような時期もありました。
昔からの日本語対応でのサービスの経験が活きた、手堅くユーザーが多いソフトウェアでした。
積極的に活動していました
平成16年にナスダック上場済みの台湾の会社であるGigaMediaにエベレストゲーミングは買収され、それからベットクリック(フランスの一流スポーツブック)を運営に参入して、積極的に活動していました。
新ゲーム作りもどんどん行っていましたし、決済にネッテラーを取り入れてもいました。
また、ランダムナンバージェネレーター(RNG)の試験も外部団体のTST(Technical Systems Testing)に行ってもらっていたので、ソフトウェアのフェアさも承認されていました。
動作がサクサク軽快なゲーム
エベレストゲーミングは「軽さ」を重視していましたので、クリプトロジックやマイクロゲーミングのような視覚効果を駆使した華やかなタイアップゲームはありませんでした。
別企業のゲームが重くて動作し辛いような古いパソコンであっても、エベレストゲーミングのゲームの場合は難なく軽快に動作したそうです。
また、徐々にゲーム数も多くなっていき、一番の弱点だったゲーム性の薄さも軽減されてきていたそうです。
逆に、エベレストゲーミングでしかプレイできないようなレアなゲームもいくつかあったそうです。