ココモ法
ココモ法は、最も有名な必勝法でもある「マーチンゲール法」の変形とも呼ばれていて、1回の勝ちで、それまでの損失額を全て取り返すことができる必勝法です。
ココモ法は数学的にも証明されている非常に有力な手法で、ヨーロッパを初めとして知名度の高い必勝法となっています。
今回はそんなココモ法の使い方やメリット、デメリット、使用するのにおすすめのオンラインカジノなどをご紹介します。
ココモ法とは?
ココモ法は、リスクを抑えつつ、損失額回収から利益を出すという一連の流れが行えるという特徴があります。
マーチンゲール法は、負けて膨らんだ損失額の回収だけを目的とした必勝法ですが、ココモ法はリスクは少なく利益が出せる、実践向けの必勝カジノオンラインと言えるでしょう。
ただし、ココモ法はマーチンゲール法などの必勝法と違い、勝率50%の確率のゲームで使用する必勝法ではありません。ルーレットの3倍配当などで使用する必勝法ですので、勝率30%前後になるため連敗しやすく、連敗すればするほど賭け金が増大していく必勝法になるので、使用する場合はご紹介する注意点や対策方法をよく読んで使うようにしてください。
ココモ法はどんなゲームに使える?
ココモ法が使用できるのは、カジノゲームの中でも3倍配当のゲームで利用できます。3倍配当のゲームはルーレットのColumn(カラム)とDozen(ダズン)のみとなります。
ルーレットのカラムベットでは、テーブルの同じ列に並んでいる12の数字に賭けます。
この際、数字は「1 4 7 10 13 16 19 22 25 28 31 34」、「2 5 8 11 14 17 20 23 26 29 32 35」、「3 6 9 12 15 18 21 24 27 30 33 36」のようにグループ分けされています。
一方でルーレットのダズンベットでは、数字は最初の12(1~12)、2番目の12(13~24)、最後の12(25~36)というように分けられます。ともに勝率は3分の1であり、勝利した際には賭け金の3倍が払い戻されます。
1.ココモ法のやり方
では早速ココモ法の一連の流れを見ていきましょう。シンプルな攻略法になりますので、初心者の方にもおすすめです。
①基本ベット額を決める
ココモ法をスタートする前に、まず基本となるベット額を決めます。ここでは例として基本ベット額を1ドルと設定します。
②2連敗したらココモ法のスタート
ココモ法は、損失回収の手法なので2連敗するまでは普通にプレイします。2連敗したらココモ法のスタートです。次のゲームで1ゲーム目(1敗目)の賭け金と2ゲーム目(2敗目)の賭け金を足した2ドルを賭けます。
③負けた場合
次のゲームでも負けた場合は、2ゲーム目の賭け金である1ドルと3ゲーム目の賭け金である2ドルを足した、3ドルを賭けます。
そして、負けるたびに同じように計算していき、5ゲーム目では2ドル+3ドル=5ドルを賭けます。
このようにココモ法では前回と前々回の賭け金を合算したものを、次のゲームで賭けていくというシンプルなものです。もし負けが続いた場合は、以下のように賭け金を設定していきます。
回数 | 結果 | ベット額の求め方 | 計算式 | ベット額 |
1 | 負け | – | – | 1ドル |
2 | 負け | – | – | 1ドル |
3 | 負け | 1ゲーム目と2ゲーム目の合計 | 1+1 | 2ドル |
4 | 負け | 2ゲーム目と3ゲーム目の合計 | 1+,2 | 3ドル |
5 | 負け | 3ゲーム目と4ゲーム目の合計 | 2+3 | 5ドル |
6 | 負け | 4ゲーム目と5ゲーム目の合計 | 3+5 | 8ドル |
7 | 負け | 5ゲーム目と6ゲーム目の合計 | 5+8 | 13ドル |
8 | 負け | 6ゲーム目と7ゲーム目の合計 | 8+13 | 21ドル |
9 | 負け | 7ゲーム目と8ゲーム目の合計 | 13+21 | 34ドル |
10 | 負け | 8ゲーム目と9ゲーム目の合計 | 21+34 | 55ドル |
仮に10連敗した場合はこの様になります。
④勝った場合
勝利した場合は、賭け金を最初の1ドルに戻します。ここでココモ法の1サイクルが終了となり、利益を獲得できます。
ココモ法は負けたら賭け金を増やす、勝ったら最初の賭け金に戻す、というとてもシンプルなルールなので、誰でもすぐに実践で活用できます。
2.ココモ法のシミュレーション
では、ココモ法を実際に使用した際の例を見てみましょう。
【1ドルスタート 配当3倍】
回数 | ベット額 | 結果 | 配当 | 損益 |
1 | 1ドル | 負け | 0ドル | -1ドル |
2 | 1ドル | 負け | 0ドル | -2ドル |
3 | 2ドル | 負け | 0ドル | -4ドル |
4 | 3ドル | 勝ち | 9ドル | +2ドル |
5 | 1ドル | 負け | 0ドル | -1ドル |
6 | 1ドル | 勝ち | 3ドル | +2ドル |
7 | 1ドル | 負け | 0ドル | +1ドル |
8 | 1ドル | 負け | 0ドル | 0ドル |
9 | 2ドル | 負け | 0ドル | -2ドル |
10 | 3ドル | 負け | 0ドル | -5ドル |
11 | 5ドル | 負け | 0ドル | -10ドル |
12 | 8ドル | 勝ち | 24ドル | +6ドル |
このようにココモ法では、1勝したタイミングで必ず利益が出るような仕組みになっています。もしこれを2倍配当のゲームで使用した場合、払い戻し金でそれまでの損失額を回収できないので、じりじりと損失が膨らんでしまいます。
例えば2倍配当のゲームだとすると、4ゲーム目で勝利した場合でも配当が6ドルであり、累計損益は-1ドルとなります。
3倍配当のゲームでココモ法を上記のように繰り返していくと、確実に利益を積み重ねることができるのです。
3.ココモ法のメリット・デメリット
どんな、必勝法にもメリットとデメリットがあります。ここでは、ココモ法のメリットとデメリットを解説していきます。
ココモ法のメリット
1回の勝ちで利益を残せる
先程もご紹介しましたが、ココモ法の1番のメリットは、1回の勝ちで損失をカバーし、利益を残せる点です。
他のベッティングシステムの中には、1つのサイクルが終了しても利益が出ないものもありますが、3倍配当のゲームを利用するココモ法では、必ず手元に利益が残る仕組みになっているのです。
そのため、勝率がかなり悪い場合でも、数回勝利するだけでコツコツと利益をためることができます。
小さな資金でも使用できる
ココモ法は、マーチンゲール法やグランマーチンゲール法などの損失回収を目的とした手法の中では、比較的小さな資金でもできる必勝法と言えます。
ココモ法は、連敗した場合でも最初のうちは特に資金の上がり方が緩やかです。そのため、マーチンゲール法やグランマーチンゲール法に比べると資金が少ない場合でも利用できるベッティング方法です。
100ドル以下の資金でも十分活用できるので、低リスクと言えるでしょう。
連敗すればするほど大きい利益が出る
ココモ法では連敗した後に勝利することによって利益が大きくなるというメリットがあります。
そして、ココモ法では勝ち負けを交互に繰り返した時よりも、負けが続けば続くほど、その後に勝った時の利益が大きくなります。連敗が続いた場合、利益は以下のように増えていきます。
回数 | ベット額 | 累計ベット額 | 勝った場合の損益 |
1 | 1ドル | 1ドル | 2ドル |
2 | 1ドル | 2ドル | 3ドル |
3 | 2ドル | 4ドル | 2ドル |
4 | 3ドル | 7ドル | 2ドル |
5 | 5ドル | 12ドル | 3ドル |
6 | 8ドル | 20ドル | 4ドル |
7 | 13ドル | 33ドル | 6ドル |
8 | 21ドル | 54ドル | 9ドル |
9 | 34ドル | 88ドル | 14ドル |
10 | 55ドル | 143ドル | 22ドル |
連敗してしまうと、ベット額が大きくなるので、その分精神的なプレッシャーが大きくなりますが、1勝した時に得られる利益が大きくなります。リスクを取った分ハイリターンが期待できる点がココモ法のメリットだといえるでしょう。
ココモ法のデメリット
勝率50%のゲームで使えない
ココモ法の1番のデメリットは、カジノゲームで最も多い勝率50%のゲームで使えない点です。バカラやルーレットの赤黒など人気のゲームでは使えない必勝法です。
ココモ法は3倍配当のゲームで使用する手法であり、仮に2倍配当のゲームで使用した場合、連敗すればするほど損失額が膨らんでしまい、数回勝利したとしてもそれを回収できなくなってしまいます。
カジノゲームでは3倍配当のゲームよりも2倍配当のゲームの方が種類が豊富です。そのため、ココモ法は利用できるゲームが限定されてしまう点がデメリットとして挙げられるでしょう。
連敗する可能性が高い
先程挙げた通り、ココモ法は3倍配当のゲームで使用します。
そして、これらのゲームでは、勝率は3分の1、つまり33.333.%しかありません。やはり勝率50%のゲームに比べると、連敗が続いてしまう可能性が高くなります。例えば、勝率が2分の1の2倍配当のゲームと3倍配当のゲームの5連敗する確率を比較すると以下のようになります。
2倍配当のゲーム | 3倍配当のゲーム | |
1敗する確率 | 50% | 66.666% |
2連敗する確率 | 25% | 約44% |
3連敗する確率 | 12.5% | 約29% |
4連敗する確率 | 6.25% | 約19% |
5連敗する確率 | 3.125% | 約13% |
このように2倍配当のゲームでは、5連敗する確率は5%未満ですが、3倍配当のゲームでは10%以上もあります。そのため、ココモ法を使用したとしても1勝する前に資金が底をついてしまう可能性があります。
全てのゲームにはマキシマムベットがある
全てのカジノゲームには、1ゲームに賭けられるMAXの金額が定められています。ゲームに参加するために最低限必要な賭け金をミニマムベットと呼び、1ゲーム時に賭けられる最高金額をマキシマムベットと呼びます。
マキシマムベットは、カジノ店舗や各ゲーム、各テーブルやベットエリアごとに異なりますが、一般テーブルなどでは基本的に500ドル前後が上限とされていることが多いです。「ハイローラー」と呼ばれるカジノゲームで大きな資金を使用する方のみ与えられるVIPプレイヤーは、1000ドルや3000ドルと大きな賭けを行うこともできます。
例えば、ココモ法で最初の賭け金を1ドルとして15連敗した場合、以下のように賭け金が膨らんでいきます。
回数 | 結果 | ベット額 | 損益 |
1 | 負け | 1ドル | -1ドル |
2 | 負け | 1ドル | -2ドル |
3 | 負け | 2ドル | -4ドル |
4 | 負け | 3ドル | -7ドル |
5 | 負け | 5ドル | -12ドル |
6 | 負け | 8ドル | -20ドル |
7 | 負け | 13ドル | -33ドル |
8 | 負け | 21ドル | -54ドル |
9 | 負け | 34ドル | -88ドル |
10 | 負け | 55ドル | -143ドル |
11 | 負け | 89ドル | -232ドル |
12 | 負け | 144ドル | -376ドル |
13 | 負け | 233ドル | -609ドル |
14 | 負け | 377ドル | -986ドル |
15 | 負け | 610ドル | -1596ドル |
最初のうちはベット額の増え方が緩やかですが、10連敗以上した場合、ベット額の上がり方が急激に大きくなります。マキシマムベットが500ドルの場合、15連敗してしまうとベッテーブルリミットに達してしまい、ゲームを継続できなくなってしまうことがありますので、注意が必要です。
ココモ法を使うのにおすすめのオンラインカジノ
では、実際にココモ法を使うのにおすすめのオンラインカジノをご紹介します。
カジノシークレット
カジノシークレットは、ライブカジノが豊富なことで知られています。独自のVIPルームなども用意されており、まさにココモ法を試すには持って来いのオンラインカジノと言えるでしょう。
最大で、10000ドルまで賭けれるテーブルもあるので、初心者の方からハイローラーの方まで満足できるオンラインカジノとなっています。
10ベット
10ベットは、2003年に設立されたかなり老舗のオンラインカジノサイトです。そして、2017年に大幅なサイトリニューアルが行われ、大変多くのゲームが追加されたり、使いやすい洗練されたデザインになったりと、非常に遊びやすいオンラインカジノです。10ベットはスポーツベットも1つのアカウントで遊べるという特徴もあります。
初心者の方にもおすすめのオンラインカジノと言えるでしょう。
ラッキーニッキー
ボーナスやキャンペーンが豊富なラッキーニッキーもココモ法を使うならおすすめです。様々な種類のボーナスがあり、フリースピンなども楽しめます。日替わりプロモなどもあり、飽きない設計となっています。
キュートな女性キャラのNikiがマスコットのオンラインカジノで、そのフレンドリーなイメージから日本人にも大人気となっており、おすすめのオンラインカジノです。
まとめ
ココモ法は、連敗が続いたとしても、損失額を全て回収しながら、利益を出すことができる有力な必勝法です。連敗すればするほど、利益額が大きくなるので精神的にも非常に使いやすい必勝法と言えるでしょう。
しかし、効果を発揮するのが配当3倍のゲームであり、配当2倍のブラックジャックやバカラなどのゲームには向きません。
使えるゲームが限定されてしまうというデメリットはありますが、初心者の方でも使いやすい必勝法ですので、ぜひこの記事を参考に使ってみてください。
その他の攻略法で言うと、グッドマン法(1235法)などがおすすめです。連勝に特化した必勝法なので、こちらも試してみてください。