パリミュチュエル方式とは?仕組みや控除率などを徹底解説!
この記事で分かること
「競馬の配当を決める際に特別な方式を使うらしいけど、パリミュチュエル方式がわからない…」という方必見! この記事では、パリミュチュエル方式の基本情報を解説します! 最後まで読めば、パリミュチュエル方式の戦略もわかります。 パリミュチュエル方式は、全プレイヤーの賭け金を一旦プールし、控除額を差し引いた後にオッズが確定する賭け式です! |
パリミュチュエル方式とは、公営競技における投票券やロトなどの配当を決定する方法のこと。
現代の日本で開催されている競馬や競輪、競艇、オートレース、宝くじなどの公営ギャンブルは、すべてパリミュチュエル方式が採用されています。
パリミュチュエル方式を作り出したのはフランスのジョセフ・オレールで、1867年に考案され、1891年にフランスで公式に法制化されました。
正式に馬券発売が認められた1923年以降から現在に至るまで、日本の公営ギャンブルはどの団体・競技でもパリミュチュエル方式を採用しており、ブックメーカー方式は認められていません。
パリミュチュエル方式の仕組み
パリミュチュエル方式は、全プレイヤーの公営ギャンブルへの賭け金を一度集約し、胴元(運営側)が一定の割合を控除した後、残りの金額を賭けに勝利した人へ分配する仕組みです。
たとえば、競馬で100人のプレイヤーが総額100万円をベットした場合、賭け金総額の100万円は一度集約され、100万円から胴元が20万円を控除した後、残りの80万円を賭けに的中したプレイヤーへ分配します。
パリミュチュエル方式の流れ パリミュチュエル方式の投票券購入〜配当金獲得までの流れは以下のとおりです。 1. 投票券を購入する投票券を購入した時点では配当(オッズ)は確定していません。 2. 全参加者の購入額が確定する投票締切後、全参加者の購入額(賭け金)が確定し、胴元が控除率を差し引いた上で配当が確定します。 3. レースや抽選がスタートして当選者が確定するレースや抽選がスタートし、当選者が確定します。 4. 配当に応じて当選者に分配する当選者は、配当に応じた勝利金を獲得できます。 |
このように、全プレイヤーの賭け金を一度集約し、一定の控除額を収入源とする運営側は、絶対に利益がマイナスになることはありません。
公営ギャンブルへの参加者が多いほど、運営側の利益も多くなる仕組みが整備されています。
パリミュチュエル方式のシミュレーション
パリミュチュエル方式の配当決定方法を把握するため、実際にシミュレーションをして配当を決める手順を解説します。
例:5頭の競走馬が走る競馬にて、1着を当てる単勝式へ5人が参加し、それぞれ異なる競走馬に異なる賭け金をベットしたケース ※パリミュチュエル方式の控除率は10%
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
賭け金 | 200ドル | 60ドル | 110ドル | 80ドル | 50ドル |
上記の場合、全参加者の賭け金総額は500ドル(200+60+110+80+50)です。
今回のパリミュチュエル方式では、500ドルから控除率10%を胴元が差し引くため、配当金の総額は450ドル(500-50)となります。
配当総額450ドルの分配金は以下のとおりです。
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賭け金 | 200ドル | 60ドル | 110ドル | 80ドル | 50ドル |
配当 | 2.25倍 | 7.5倍 | 4.0倍 | 5.6倍 | 9.0倍 |
上表の配当の計算方法は「450ドル÷賭け金」です。
たとえば、1番の人は「450ドル÷200ドル=2.25倍」で、2番の人は「450ドル÷60ドル=7.5倍」となります。
今回のシミュレーションは、それぞれ異なる競走馬の単勝(1着を当てる賭け方)へ1人ずつしかベットしていないため、当選者1人に配当金の全額が分配されます。
実際の公営ギャンブルのパリミュチュエル方式の計算は、多くの参加者がさまざまな賭け方へベットし、当選のパターンも多く存在するため、システムを使って処理されます。
的中者がいなかった場合
パリミュチュエル方式で的中者がいなかった場合は、全購入者に対し控除率相当分を差し引いた額を払い戻す制度があります。
たとえば、競馬や競輪で的中者がいなかった場合、的中者がいない賭式(単勝式や三連勝式など)で投票券を購入した者すべてに「特別払戻金」として、1口(100円)につき70円または80円の払戻し(特払い)が行われます。
日本の中央競馬で特別払戻金が発生したケースは、1971年の福島競馬場で単勝式の的中者がなく発生したものが最後の記録となっており、滅多に発生することはありません。
レースが不成立となった場合(全競走対象が完走できなかった場合、競艇で5艇以上がフライングした場合など)や、完走が少なく的中となる組み合わせが存在しなくなった賭式の投票券は全額返還されます。
控除率とは?
控除率とは、胴元(運営側)が利益として差し引く手数料のこと。別名「ハウスエッジ」や「テラ銭」などとも呼ばれています。
パリミュチュエル方式では、控除率が必ず存在します。
控除率の対義語は「還元率(ペイアウト率)」と言われますが、還元率は賭けた金額に対してどのくらい払戻しされるかを示す割合です。
控除率と還元率は比例関係にあり、控除率が低ければ還元率は高くなり、控除率が高ければ還元率は低くなります。
控除率の低い方がプレイヤーに有利なゲームです。
日本国内で賭けれるギャンブルの中で最も控除率が低いものは、オンラインカジノであるとデータで出ています。
私がオンラインカジノで稼げている理由は、この控除率の低さが関係していると思います!
パリミュチュエル方式のゲーム別控除率
パリミュチュエル方式の公営ギャンブルやカジノなどのゲーム別控除率は以下のとおりです。
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上記の控除率を見てわかるとおり、日本の公営ギャンブルやパチンコ、パチスロの控除率は高く、オンラインカジノのスロットやルーレット、バカラ、ブラックジャックの控除率は低くなっています。
控除率に大きな違いがある背景には、オンラインカジノは「ブックメーカー方式」を採用していることや実店舗を持たずにインターネット上で運営していることなどがあります。
パリミュチュエル方式を採用している宝くじや競馬、パチンコをプレイするよりも、たったの1%しか控除されないブックメーカー方式のオンラインカジノをプレイする方が勝ちやすいことがわかります。
パリミュチュエル方式とブックメーカー方式の違い
パリミュチュエル方式とブックメーカー方式にはどのような違いがあるのでしょうか。
ブックメーカー方式とは、参加者が賭ける時点ですでにブックメーカー(運営側)が設定した配当率が発表されている方式です。
近年人気のスポーツベットを例にすると、Aチーム vs Bチームの試合へベットする際に、賭ける時点で「Aチームの勝利:2.0倍」や「Bチームの勝利:3.0倍」などの配当が確定しています。
パリミュチュエル方式では、全参加者の賭け金が一旦プールされ、控除率が差し引かれた後にしかオッズは決まりませんが、ベットする時点で確定しているのがブックメーカー方式です。
あらかじめオッズが設定されているブックメーカー方式では、運営者が負ける場合もあり、その分プレイヤーが勝ちやすい条件であると判断できます。
参加者は決まったオッズを見ながらベットできるため、資金管理のしやすさも大きなメリットです。
ブックメーカー方式の仕組み
ブックメーカー方式はどのような仕組みで賭けが提供されているのでしょうか。
オンラインカジノで大人気のルーレットを例に、ブックメーカー方式の仕組みを紹介します。
ルーレットは「1〜36」までの数字を当てるカジノゲームで、数字1点賭け(ストレートベット)に的中すると、36倍の配当金を獲得できます。
ただし、ルーレットの盤を見てわかるとおり、1〜36以外にも「0」や「00」の数字が存在します。
ルーレットの種類は2種類あり、0が1つ存在するルーレットを「ヨーロピアンルーレット」と呼び、0と00の2つが存在するルーレットを「アメリカンルーレット」と呼びます。
ヨーロピアンルーレットの還元率
ヨーロピアンルーレットの還元率は以下の計算式で求めます。
- 36(数字)÷37(0を含む数字)=0.972
ヨーロピアンルーレットの還元率は「97.2%」です。
アメリカンルーレットの還元率
アメリカンルーレットの還元率は以下の計算式で求めます。
- 36(数字)÷38(0と00を含む数字)=0.947
アメリカンルーレットの還元率は「94.7%」です。
ルーレットで0や00が出る確率は低いですが、長時間プレイするほど出現率は上昇します。
ブックメーカー方式は運営側が負ける可能性もありますが、ほとんどのカジノゲームではルーレットと同じように「1〜5%」程度の控除率を保ち、オンラインカジノ側の利益として確保しています。
パリミュチュエル方式の戦略
パリミュチュエル方式の戦略は、投票締切直前に賭けることです。
たとえば、日本の中央競馬には以下の特徴があります。
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上記の特徴から判断できることは、馬券の購入は遅ければ遅いほどプレイヤー有利になることです。
オッズが事前に公表され、いつ投票しても変動しないブックメーカー方式とは違い、オッズの見極めや直前の情報が命運を左右するパリミュチュエル方式では、可能な限り投票締切直前にベットすることをおすすめします。
パリミュチュエル方式まとめ
パリミュチュエル方式は、全プレイヤーの賭け金を一旦プールし、控除額を差し引いた後にオッズが確定する賭け式です。
一方、ブックメーカー方式は公表されたオッズが変動することはありません。
現在の日本国内で開催されている公営ギャンブルのすべてはパリミュチュエル方式が採用されていますが、日本国内からネット上で気軽にプレイできるオンラインカジノやスポーツベットはブックメーカー方式が採用されています。
オンラインカジノやブックメーカーは還元率「97%」を誇る、非常に勝ちやすいギャンブルであるため、日本の公営ギャンブルに飽きた方や稼げない方は、人気カジノサイトに登録してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
パリミュチュエル方式とは何ですか?
パリミュチュエル方式は、公営競技における投票券やロトなどの配当を決定する方法の一つです。全てのプレイヤーの賭け金を一旦プールし、控除額を差し引いた後にオッズが確定する賭け式となっています。
参照:競馬バンク
パリミュチュエル方式とブックメーカー方式の違いは何ですか?
パリミュチュエル方式は、賭けられた金額全体から一定の控除を行った後、的中した馬券を購入した人々に配分されます。
ブックメーカー方式は、オッズが固定され、事前に決定されたオッズに基づいて配当が行われます。
パリミュチュエル方式はどのような競技で使用されていますか?
パリミュチュエル方式は、競馬や競輪、競艇、オートレースなどの公営競技で使われます。
参加者間での勝負となるため、結果によって胴元の収益は変わりません。
パリミュチュエル方式の最大のメリットは何ですか?
パリミュチュエル方式の最大のメリットは、公平性が高いことです。全ての賭け金がプールされ、控除後の金額が的中者に分配されるため、オッズはリアルタイムで変動します。
人気のある選手や馬に賭ける人が多くなればなるほど、オッズは下がり、逆に人気のない選手や馬に賭けると高いリターンが期待できます。