Abel Miranda - 公開日 2021年 8月 30日, 最終更新日 2023年 2月 25日 | カジノ生活
インターネットを利用するのみで手軽に麻雀を楽しむことができる「オンライン賭け麻雀」。オンラインカジノ同様に、雀荘などに足を運ぶことなく、いつでもどこからでもネット賭け麻雀をプレイすることができます。

では、賭け麻雀をネットで楽しむための基礎知識ややり方について解説していきます!

 

オンライン賭け麻雀【基礎①】麻雀牌の種類について

ネット麻雀 ネット麻雀を始めるために、まず必要となる知識が「牌(パイ)」の種類についてです。麻雀の駒のことを「麻雀牌(マージャンパイ)」と呼びます。

牌の種類は、主に以下の4区別に分けることができ、「34種類×4牌=136枚」の牌が存在しています。

  • 萬子(マンズ):9種類
  • 筒子(ピンズ):9種類
  • 索子(ソーズ):9種類
  • 字牌(じはい):7種類

では、それぞれの麻雀牌の特徴を詳しく見ていきましょう。

・萬子(マンズ)【9種類】

赤文字で「萬」と描かれており、その上に「一から九」までの漢数字が描かれている9種類の牌のことを「萬子(マンズ)」と言います。

萬子の呼び名は「◯◯マン」と呼び、〇〇には数字の呼び名(中国語または日本語)が入ります。呼び名は以下のようになっています。

  • 一萬:イーマン、イチマン
  • 二萬:リャンマン、二マン
  • 三萬:サンマン
  • 四萬:スーマン、ヨンマン
  • 五萬:ウーマン、ゴマン
  • 六萬:ローマン、ロクマン
  • 七萬:チーマン、ナナマン
  • 八萬:パーマン、ハチマン
  • 九萬:キューマン

・筒子(ピンズ)【9種類】

丸が「1〜9個」描かれている9種類の牌のことを「筒子(ピンズ)」と言います。丸の数を数えることで「1〜9」のいずれかを把握することができます。

筒子の呼び名は「〇〇ピン」と呼び、〇〇には中国語の数字の呼び名が入ります。呼び名は以下のようになっています。

  • 丸が1つの牌:イーピン
  • 丸が2つの牌:リャンピン
  • 丸が3つの牌:サンピン
  • 丸が4つの牌:スーピン
  • 丸が5つの牌:ウーピン
  • 丸が6つの牌:ローピン
  • 丸が7つの牌:チーピン
  • 丸が8つの牌:パーピン
  • 丸が9つの牌:キューピン

筒子は萬子と違い、日本語の数字の呼び名では呼ばないため注意してください。

・索子(ソーズ)【9種類】

竹の絵が「1〜9個」描かれている9種類の牌のことを「索子(ソーズ)」と言います。竹の数を数えることで「1〜9」のいずれかを把握することができます。

索子の呼び名は「〇〇ソウ」と呼び、〇〇には中国語の数字の呼び名が入ります。呼び名は以下のようになっています。

  • 竹が1つの牌:イーソウ
  • 竹が2つの牌:リャンソウ
  • 竹が3つの牌:サンソウ
  • 竹が4つの牌:スーソウ
  • 竹が5つの牌:ウーソウ
  • 竹が6つの牌:ローソウ
  • 竹が7つの牌:チーソウ
  • 竹が8つの牌:パーソウ
  • 竹が9つの牌:キューソウ

索子も筒子同様、日本語の数字の呼び名では呼びません。

・字牌(じはい)【7種類】

字牌(じはい)と呼ばれる牌は、全7種類存在していますが、さらに以下の2つに区別されています。

  • 三元牌(サンゲンパイ):3種類
  • 風牌(ファンパイ):4種類

では、2つに区別されている字牌を詳しく見ていきましょう。

三元牌(サンゲンパイ)【3種類】

三元牌には、真っ白の牌の「ハク」、緑色で漢字の發(癶に弓と矢をかいた漢字)が描かれた牌の「ハツ」、赤色で漢字の中が描かれた牌「チュン」の3種類があります。

この三元牌は語呂で「ハク ハツ チュン」と呼びます。また、以下の呼び名で呼ばれるケースもあります。

  • 真っ白の牌:ハク、シロ
  • 漢字の發が描かれた牌:ハツ、アオ、リュウハ
  • 漢字の中が描かれた牌:チュン

風牌(ファンパイ)【4種類】

風牌には、漢字の東が描かれた牌の「トン」、漢字の南が描かれた牌の「ナン」、漢字の西が描かれた牌の「シャー」、漢字の北が描かれた牌の「ペー」の4種類があります。

この風牌は語呂で「トン ナン シャー ペー」と呼びます。

 

オンライン賭け麻雀【基礎②】麻雀のやり方について

オンライン賭け麻雀は、4人で1つのテーブルに座り、ゲームがスタートします。その後、1人の親には14枚、3人の子にはそれぞれ13枚の牌が配布されます。

基本的なやり方としては、13枚の牌を手札とし、自分のターンで「山(ヤマ)」から1枚牌を取り、1枚牌を捨てるという動作を4人で繰り返し行うのみです。

麻雀で上がるためには「面子(メンツ)」と呼ばれる3つの牌の組み合わせを4つと、「頭(アタマ)」と呼ばれる同じ牌2つの組み合わせが1つ必要となります。

メンツ4つおよび頭1つを最も早く完成させたプレイヤーが「上がり」となり、ポイント(点数)を獲得することができます。

4人の中で、最も早く上がったプレイヤーがそのゲームの「勝者」となり、次のゲームへと進みます。

 

オンライン賭け麻雀【基礎③】麻雀の上がり方について

ここでは、ネット賭け麻雀の上がり方のポイントとして、以下の4つを解説していきます。

  1. 頭(アタマ)の作り方
  2. 面子(メンツ)の作り方
  3. 配牌(ハイパイ)から上がりまでの流れ
  4. 2通りの上がり方について

1. 頭(アタマ)の作り方

頭(アタマ)とは、同じ牌2つで構成されるもので、上がるために必ず1つ必要となります。正式名称は「雀頭(ジャントウ)」ですが、頭(通称)と呼ばれるケースがほとんどです。

頭は、例えば「サンマン」を2つや「リャンピン」を2つ、「キューソウ」を2つなど、どの牌でも構わないため同じ牌を2つ組み合わせるのみで作ることができます。

2. 面子(メンツ)の作り方

面子(メンツ)とは、3つの牌を組み合わせて構成されるもので、上がるためには4つの面子が必要となります。

面子の組み合わせは以下の2種類が存在します。

  • 順子(シュンツ)
  • 刻子(コーツ)

では、2つの面子の組み合わせの特徴を見ていきましょう。

・順子(シュンツ)の組み合わせ方法

順子(シュンツ)とは、「同じ種類」かつ「連続する3つの牌」で構成された面子のことを指します。

例えば、萬子の「一、二、三」や筒子の「3、4、5」、索子の「7、8、9」などが順子となります。

注意点として、種類が違う組み合わせや、同じ種類でも「9、1、2」や「8、9、1」は間違った組み合わせとなり、順子は成立しません。

参考までに、萬子の全ての組み合わせ例「全7種類」を挙げておきます。

  • 「一萬、二萬、三萬」
  • 「二萬、三萬、四萬」
  • 「三萬、四萬、五萬」
  • 「四萬、五萬、六萬」
  • 「五萬、六萬、七萬」
  • 「六萬、七萬、八萬」
  • 「七萬、八萬、九萬」

筒子と索子も萬子同様、7種類の順子の組み合わせが存在します。

・刻子(コーツ)の組み合わせ方法

刻子(コーツ)とは、「同じ種類」かつ「同じ3つの牌」で構成された面子のことを指します。

例えば、萬子の「一萬、一萬、一萬」や三元牌の「チュン、チュン、チュン」、風牌の「シャー、シャー、シャー」などが刻子となります。

注意点として、萬子や筒子など異なる種類の「3、3、3」などは間違った組み合わせとなり、刻子は成立しません。

刻子は34種類の牌全てで作ることができ、組み合わせ方法は「全34通り」が存在します。

3. 配牌(ハイパイ)から上がりまでの流れ

配牌(ハイパイ)とは、最初に4人のプレイヤーに配布される牌のことを差します。4人のプレイヤーのうち1人が「親」となり、残りの3人は「子」となります。

ネット賭け麻雀は親からスタートするため、親のみ「14枚」の牌、子には「13枚」の牌が配られます。

ゲーム開始時の親の配牌の数

麻雀は、親が1枚の牌を捨てる動作からスタートします。親となったプレイヤーは、配布された14枚の牌から1枚選び捨てます。

その後、親の右隣のプレイヤーのターンとなり、反時計周りにゲームが進んでいきます。

2回目のターン以降は、麻雀卓の上に裏向きに2段に積まれている「山(ヤマ)」から牌を1つ取り、手札から1つ捨てるという動作を繰り返し行っていきます。

ゲーム開始時の子の配牌の数

子となったプレイヤーは、13枚の牌からゲームが開始します。自分のターンになったときにヤマから1枚の牌を取り、手札から1枚の牌を捨てます。

この動作を繰り返し行いながら上がりを目指します。

配牌後の牌の並べ方

配牌された後の牌はバラバラに並んでいるため、見やすいように並べ替える必要があります。基本的な並べ方は「萬子→筒子→索子→字牌」の種類別かつ同じ種類の小さい順に並べます。

並べ替えをすることで、頭や面子をパッと見て把握することができ、迅速な一手を繰り出すことが可能となります。

配牌から上がりまで

配牌から上がりまでは、基本的に「ヤマから1牌持ってきて、手札から1牌捨てる」の動作を繰り返し行うのみです。

繰り返し行いながら、頭1つと面子4つの組み合わせを完成させることができれば「上がり」となり、そのゲームの「勝者」となります。

4. 2通りの上がり方について

ネット賭け麻雀の上がり方は、以下の2通りがあります。

  • ツモ上がり
  • ロン上がり

では、2通りの上がり方を詳しく見ていきましょう。

・ツモ上がり

ツモ上がりとは、自らのターンでヤマから取った1牌を組み合わせることで4つ目のメンツが完成する上がり方のことを指します。

例えば、アタマ1つとメンツ3つが完成しており、残り1つのメンツもある特定の牌を引けば完成するという状態のとき、その特定の牌を引いた場合に「ツモ上がり」となります。上がる際には『ツモ!』と発言します。

・ロン上がり

ロン上がりとは、自分以外の3人のプレイヤーの誰かが捨てた1牌を組み合わせることで4つ目のメンツが完成する上がり方のことを指します。

例えば、アタマ1つとメンツ3つが完成しており、残りの1つのメンツもある特定の牌を組み合わせることで完成するという状態のとき、その特定の牌を3人のいずれかのプレイヤーが捨てた場合に「ロン上がり」となります。上がる際には『ロン!』と発言します。

麻雀にはこのロン上がりがあることで、闇雲に牌を捨てることができず、相手の動きなどを察しながらの一手をしなくてはならないという奥深さがあるのです。

 

オンライン賭け麻雀【基礎④】麻雀の点数について

賭け麻雀は、4人の持ち点を競い合うゲームとなっています。そのため、いかに点数を稼ぎつつ、失わないようにするかが勝つために重要なポイントとなります。

麻雀の点数配分は「ツモ上がりの場合」と、「ロン上がりの場合」で異なり、ツモ上がりの場合は「親」と「子」によっても点数配分の仕方が異なります。

では、「ツモ上がりの場合」と「ロン上がりの場合」に分けて、解説していきます。

「ツモ上がりの場合」の点数配分について

自分がヤマから引いた牌で上がりを確定させるツモ上がりの点数は、上がるプレイヤーが「親」か「子」によって点数配分が異なります。

ツモ上がりの点数が「12000点」の場合を例に、上がるプレイヤーが「親の場合」と「子の場合」を説明します。

・ツモ上がりのプレイヤーが「親の場合」

ツモ上がりのプレイヤーが親の場合は、12000点を子3人で均等に分割した点数配分が行われます。

つまり、3人の子は「4000点ずつ」失い、ツモ上がりした親は「12000点」を獲得することになります。

・ツモ上がりのプレイヤーが「子の場合」

ツモ上がりのプレイヤーが子の場合は、まず親に点数の半分を負担してもらい、残りの半分の点数を子2人で均等に分割するという点数配分が行われます。

つまり、親は「6000点」を、2人の子は「3000点ずつ」を失い、ツモ上がりした子は「12000点」を獲得することになります。

「ロン上がりの場合」の点数配分について

相手が捨てた牌で上がりを確定させるロン上がりの点数は、親と子は関係なく、ロン上がりさせてしまったプレイヤーがロン上がりしたプレイヤーに全額点数を負担する仕組みとなっています。

つまり、「Aプレイヤー」が「Bプレイヤー」の捨てた牌により、ロン上がりした場合は、「Bプレイヤー」が点数の全額を「Aプレイヤー」に付与することになります。

ロン上がりに関係していない残り2人のプレイヤーは、点数の減点も加点もありません。

 

オンライン賭け麻雀の始め方

オンライン賭け麻雀は、「麻雀広場」や「DORA麻雀」、「maru-jan(マルジャン)」などの麻雀サイトに登録することで気軽に始めることができます。

パソコンからだけでなく、スマホやタブレットなどのモバイル版にも対応しており、海外の国際ライセンスを取得し、正当な運営が行われているため安心です。

また、近年はオンラインカジノでもネット賭け麻雀を取り扱っているカジノサイトも存在しており、カジノゲームとネット賭け麻雀のどちらも楽しむことができるためおすすめです!