この記事で分かること
「海外のカジノクラブに行きたいけど、ドレスコードがわからない…」という方必見! この記事では、カジノクラブに行くときのドレスコードを解説します! 最後まで読めば、カジノクラブのNGアイテムも分かります。 カジノクラブのドレスコードは、国や地域別に大きく異なっており、各ランドカジノに適した服装で訪れることが大切です! |
世界にはカジノが合法化されている国が120カ国以上あります。カジノクラブの服装は国により異なるため、各地域のドレスコードの特徴を把握しておくことが大切です。
この記事では、カジノクラブに行くときのドレスコードの特徴や種類、服装のマナー、NGアイテムなどを解説します。
カジノクラブに行くときのドレスコードとは?
カジノクラブに行くときのドレスコードとは、各カジノ施設で定められている服装規定のこと。
世界中にはカジノが合法な国が120カ国以上存在しています。
日本のお隣の国である韓国やマカオ、シンガポールなどのアジア地域にも多くのカジノ合法国があり、本場のカジノを楽しめます。
カジノクラブは大きなお金が動く大人の遊び場であり、優雅なパーティーのような雰囲気が漂っているため、日本のパチンコ店に行く感覚および服装で訪れるわけにはいきません。
世界各地のランドカジノには、さまざまなコンセプトやプレイヤーのターゲット層などが決められており、場所に適した服装「ドレスコード」を守る必要があります。
カジノの起源はヨーロッパ
カジノはヨーロッパが起源とされています。
ルイ15世時代のフランスにおいて、上流階級向けや庶民向けの賭博場が広まったのがカジノの元となる施設です。
フランス革命によって王政が倒れ、賭博に対する制限がなくなったことをきっかけに、さらにカジノが広まります。
その後、第三共和政の1907年にカジノが合法化されています。
カジノの語源はイタリア語の「casa(家)」に、短縮形の語尾「ino」が付いたものです。
ヨーロッパでは、現在も「格式の高いカジノ」が各国で運営されています。
本場カジノのマナー3つ
本場カジノのマナー3つ 1. 大きな荷物は持ち込めない |
本場カジノには、さまざまなマナーやタブー事項が定められています。
ここでは、カジノクラブの主なマナーを3つ紹介します。
マナー1. 大きな荷物は持ち込めない
ランドカジノにはセキュリティ上、大きな荷物は持ち込めません。
大きな荷物を持っている場合はクロークに預け、小さなバックのみ許されるケースがほとんどです。
マナー2. 他人のチップは触らない
カジノクラブ内で他人のチップに触ることはタブーです。
チップは現金を換金したメダルのようなもので、現金と同じ価値を持ちます。
他人のチップを触ることは他人のお金を触るのと同じことになるため、絶対に許されません。
マナー3. 写真撮影禁止
カジノ施設内での写真撮影禁止は、世界のカジノ界で一般的なルールです。
写真撮影が禁止されている主な理由は以下の2点です。
- プレイヤーのプライバシー保護
- 肖像権の保護
大きなお金が動くカジノクラブには、大金を持つ企業の社長や著名人なども多く参加するため、プライバシーと同様に肖像権も関わってきます。
室内の非日常的な雰囲気やゴージャスな施設を写真に収めたい気持ちはわかりますが、写真を撮るとペナルティを課せられる可能性もあるため注意が必要です。
ランドカジノのドレスコードの種類
カジノクラブのドレスコードの種類は、以下の10種類です。
1にいけばいくほどカジュアルに、10にいけばいくほどフォーマルになります。
1. カジュアル 2. スマートカジュアル 3. ビジネスカジュアル 4. ビジネスフォーマル 5. フェスティブアタイヤ 6. セミフォーマル 7. ブラックタイオプショナル 8. クリエイティブブラックタイ 9. ブラックタイ 10. ホワイトタイ |
では、簡単に各ドレスコードの特徴をみていきましょう。
カジュアル・スマートカジュアル
休日や普段の日常で着る服装です。下はチノパンやデニム、上はニットやシャツ、ジャケットなどが当てはまります。
ビジネスカジュアル・ビジネスフォーマル
仕事のときに着る服装です。会社に出勤するときや日々ビジネスパーソンの生活を送るうえで欠かせません。
下はスラックス、上はシャツやテーラードジャケットなどが当てはまります。
フェスティブアタイヤ・セミフォーマル・ブラックタイオプショナル・クリエイティブブラックタイ・ブラックタイ
パーティーや結婚式に参加するときにぴったりの服装です。女性は格式の高いイベントへ参加する際は、肌の露出を控えめにすることも重要。
男性はスーツ、女性はドレスが当てはまります。
ホワイトタイ
最も格式が高く、正式な式典に参加するときの服装です。一般的な生活を送っている方は、着る機会はほとんどないでしょう。
ランドカジノの地域別ドレスコードの特徴
カジノクラブのドレスコードは地域別で異なり、厳しい地域もあれば、比較的緩い地域もあります。
各ランドカジノのドレスコードは、コンセプトや客層、地域面を考慮して適切に設定されています。
では、各地域のドレスコードの特徴を詳しくみていきましょう。
アジア地域のドレスコード
韓国やマカオ、シンガポールなどのアジア地域のドレスコードは、比較的緩い傾向にあります。
Tシャツやジーンズなどの普段どおりの格好で入場できます。
ただし、ビーチサンダルやスリッパ、ノースリーブなどはNGです。
アジア地域のランドカジノは、基本的に観光客をターゲット(一般大衆向け)にしているため、カジュアルな服装で入場できるように考慮されています。
韓国「パラダイスシティ」のドレスコード ”カジュアルな服装で入場可能 |
オセアニア地域のドレスコード
オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニア地域のドレスコードは、やや厳しめに設定されています。
「スマートカジュアル」が基本となっており、襟付きのシャツに長ズボンなどのカジュアルながらも上品な服装で訪れなければなりません。
アジア地域では認められるTシャツにジーンズは、オセアニア地域では入場を拒否される場合があります。
オーストラリア「クラウンカジノ」のドレスコード ”Crown Melbourneの管理部門は、服装が不適切と判断される人物の入場を拒否する権利を留保します。カジノ内では、お客様にはスマートカジュアルな服装で、常に清潔で整った格好をしていることが求められます。管理部門は、いつでも裁量を行使する権利を留保します。 注意:セキュリティ上の理由から、管理部門は帽子、ヘルメット、頭飾りの着脱を求めることがあります。” |
北米地域のドレスコード
ラスベガスやニューヨークなどの北米地域のドレスコードは、高級カジノ以外は設定されていません。
アジア地域同様、Tシャツやジーンズ、サンダルなどのラフな格好で入場できます。
ただし、夜に近づくほど綺麗な服装の客層が増えてくるため、ある程度フォーマル向けの格好をおすすめします。
南中米地域のドレスコード
パナマやペルー、ブラジルなどの南中米地域のドレスコードは、比較的緩い傾向にあります。
中米はドレスコードなしのランドカジノが多く、南米はスマートカジュアル程度でOKです。
南米のカジノクラブに行くときは、襟付きのシャツと長ズボンで行きましょう。
ヨーロッパ地域のドレスコード
イギリスやフランス、スペインなどのヨーロッパ地域のドレスコードは、厳しい傾向にあり、フォーマルな服装を求められます。
ヨーロッパのランドカジノは「セミフォーマル」以上の服装が当たり前で、ネクタイやジャケット、革靴、ロングドレスなどが必須です。
ヨーロッパはカジノを観光資源として使っていないため、入場できるプレイヤーを選ぶ権利があり、厳しい条件が課せられています。
モナコ「カジノ・ド・モンテカルロ」のドレスコード ”正しい服装は必須であり、プライベートゲームルーム(“サロン・プリヴェ”)では夜間にジャケットとネクタイの着用が必要です。” 参照:Casino de Monte-Carlo「Are there any particular conditions regarding attire for visiting the Casino?」 |
アフリカ地域のドレスコード
エジプトや南アフリカ、ケニアなどのアフリカ地域のドレスコードはやや厳しめです。
アフリカにカジノクラブのイメージはあまりないですが、21カ国以上にランドカジノが建設されています。
ドレスコードは「スマートカジュアル」が基本で、男性は襟付きのシャツや長ズボン、女性はワンピースやミニドレスが求められます。
カジノにドレスコードが設定されている理由
カジノクラブにドレスコードが設定されている主な理由は、コンセプトを保つためです。
ドレスコードはカジノだけに当てはまるものではなく、高級レストランや華やかなイベントなどにも設定されています。
たとえば、結婚式に参加する方がジーンズやサンダルで訪れた場合、一瞬にしてムードや雰囲気が台無しになります。
ランドカジノで働く従業員やゲームを進行するディーラーも、各カジノクラブのカラーに合わせたシャツやベスト、ドレスを組み合わせる格好が基本です。
モナコにある「グランカジノ」のドレスコード
モナコで一番の高級カジノ・グランカジノの公式サイトには、ドレスコードは「適当な格好でお越しください。」と掲載されています。
適当の意味は「TPOを考えた服装」のことであり、カジュアルな適当な服装の意味ではないため注意が必要です。
グランカジノには超高級カジノやプライベートカジノがあり、プレイヤーは国際映画祭でアカデミー賞を取るような有名人が着るロングドレスやタキシードを着用し、優雅にカジノゲームをプレイします。
モナコの土地柄からプレイヤーもかなりの大富豪が集まる傾向にあり、1回の賭け金は数百万〜数千万円が当たり前です。
ドレスコードは各カジノクラブによって大きく異なるため、事前調査を行ってから訪れるようにしましょう。
私が当サイトでおすすめしているオンラインカジノは、ネット上で遊べるカジノゲームであるためドレスコードは一切気にせず参加できます。
オンラインカジノ内には、ビデオスロットゲームやテーブルゲーム、ライブカジノゲームが提供されています。実際にお金を賭けて遊べるので、私は過去に何度も配当金を手にしてきました。日本で安全に遊べるサイトのみを紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
カジノクラブのNGアイテム
カジノクラブの主なNGアイテムは以下の6種類です。
- サングラス
- マスク
- 帽子
- ポケットの多いアウター
- 写真やカメラ
- 大きな荷物
上記のNGアイテムは全ランドカジノ共通であり、入場前に厳しくチェックされます。
万が一、チェックに引っかかってしまった場合、取ったり脱いだりすることで入場を認めるカジノ施設もありますが、入場後も要注意人物扱いをされる可能性があるため注意が必要です。
大金が動くカジノクラブでは、万全のセキュリティ対策が講じられており、NGアイテムも不正を働かせない目的で設定されています。
カジノクラブのドレスコードまとめ
カジノクラブのドレスコードは、国や地域別に大きく異なっており、各ランドカジノに適した服装で訪れることが大切です。
ドレスコードのほかにも、NGアイテムやマナーなども細かく設定されているため、初めてランドカジノに行く際は入念な事前調査を行うようにしましょう。
日本国内にはまだカジノクラブは存在していませんが、カジノ法案が可決されたため、近い将来に誕生することが決定しています。
日本のカジノ施設のドレスコードがどのような設定になるかにも着目し、今後の進展を期待しておきましょう。
よくある質問
カジノクラブのドレスコードはどのように異なりますか?
カジノクラブのドレスコードは地域により異なります。たとえば、アジア地域では比較的緩い傾向があり、Tシャツやジーンズで入場可能ですが、ビーチサンダルやノースリーブはNGです。一方、ヨーロッパ地域では厳しい傾向があり、セミフォーマル以上の服装が求められます。
アジア地域のカジノクラブのドレスコードはどうですか?
アジア地域のカジノクラブのドレスコードは比較的緩いです。韓国、マカオ、シンガポールなどでは、普段着の格好で入場できることが多いです。ただし、ビーチサンダルやスリッパ、ノースリーブなどはNGとされることがあります。
ヨーロッパ地域のカジノクラブではどのような服装が求められますか?
ヨーロッパ地域のカジノクラブでは、厳しいドレスコードが設定されていることが多いです。イギリス、フランス、スペインなどでは、セミフォーマル以上の服装が当たり前で、ネクタイやジャケット、革靴、ロングドレスなどが必須とされています。
カジノクラブのドレスコードを守らないとどうなりますか?
カジノクラブのドレスコードを守らないと、入場を拒否される可能性があります。特に、厳しいドレスコードが設定されている地域では、服装が基準を満たしていないと入場できないことがあります。カジノクラブを訪れる際は、事前にその地域のドレスコードを確認し、適切な服装で訪れることが重要です。