各都道府県の富裕層割合とは？平均家計資産をランキングで紹介！

日本の都道府県別の富裕層ランキングに興味はありますか？

この記事では、各都道府県における富裕層の割合とその背景を詳しく解説しています。

経済の中心である都市部から、静かな地方まで、どの地域に最も多くの富裕層が住んでいるのか気になる方はぜひ参考にしてみてください。

各都道府県の富裕層割合がわかる！全国家計資産の平均とは？

各都道府県の富裕層割合がわかる「全国家計資産」とは、総務省統計局が5年ごとに調査する家計資産統計データをもとに公開されています。

正式名称は「全国家計構造調査」といい、世帯を対象に行われる家計の収入・支出、貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産調査のことです。

2023年5月現在の最新は2019年に行われており、調査回数は13回目にあたります。

家計資産の内訳【2019年調査】

家計資産の内訳（総世帯）は以下のとおりです。

• 宅地資産：57.0%
• 純金融資産（貯蓄ー負債）：29.0%
• 住宅資産：14.0%

家計資産の内訳（二人以上の世帯）は以下のとおりです。

• 宅地資産：58.5%
• 純金融資産（貯蓄ー負債）：26.0%
• 住宅資産：15.5%

家計資産の種類別家計資産総額【2019年調査】

家計資産の種類別家計資産総額（総世帯）は以下のとおりです。

• 宅地資産：1,614.2万円
• 純金融資産（貯蓄ー負債）：823.8万円
• 住宅資産：395.7万円

家計資産の種類別家計資産総額（二人以上の世帯）は以下のとおりです。

• 宅地資産：1,880.5万円
• 純金融資産（貯蓄ー負債）：838.6万円
• 住宅資産：500.4万円

世帯主の年齢階級【2019年調査】

総世帯の家計資産総額を世帯主の年齢階級別にみると、以下のようになります。

• 30歳未満：256.8万円
• 30歳代：870.1万円
• 40歳代：1,903.5万円
• 50歳代：2,906.7万円
• 60歳代：4,035.1万円
• 70歳代：4,090.3万円
• 80歳以上：4,386.0万円

上記のとおり、年齢階級が高くなるに従って多くなる傾向です。

各都道府県の富裕層割合ランキング

全国家計資産の平均額は総世帯約2,833万円、二人以上の世帯約3,219万円ですが、各都道府県で平均家計資産は異なります。

2019年調査の都道府県別家計資産総額（総世帯）をもとに、各都道府県の富裕層の割合を詳しくみていきましょう。

各都道府県の富裕層割合「1位〜10位」

各都道府県の富裕層割合トップ10は以下のとおりです。

例）順位：都道府県（家計資産総額）

• 1位：東京都（47,010,000円）
• 2位：神奈川県（37,877,000円）
• 3位：愛知県（34,898,000円）
• 4位：埼玉県（32,202,000円）
• 5位：奈良県（32,042,000円）
• 6位：京都府（30,139,000円）
• 7位：千葉県（29,896,000円）
• 8位：兵庫県（29,760,000円）
• 9位：静岡県（29,330,000円）
• 10位：大阪府（26,884,000円）

上位は日本の主要都市が占める

都道府県別の富裕層割合上位勢は、日本の主要都市が占めています。

東京都や神奈川県、埼玉県、京都府、大阪府などが上位ランクインを果たしており、そのなかでも東京都は頭ひとつ抜けているかたちです。

各都道府県の富裕層割合「11位〜29位」

各都道府県の富裕層割合11位〜29位は以下のとおりです。

• 11位：滋賀県（26,764,000円）
• 12位：福井県（26,440,000円）
• 13位：富山県（26,381,000円）
• 14位：岐阜県（26,069,000円）
• 15位：広島県（25,880,000円）
• 16位：香川県（23,449,000円）
• 17位：徳島県（23,396,000円）
• 18位：群馬県（23,288,000円）
• 19位：三重県（23,254,000円）
• 20位：宮城県（23,108,000円）
• 21位：茨城県（22,936,000円）
• 22位：長野県（22,718,000円）
• 23位：愛媛県（22,615,000円）
• 24位：和歌山県（22,026,000円）
• 25位：栃木県（21,902,000円）
• 26位：沖縄県（21,879,000円）
• 27位：石川県（21,860,000円）
• 28位：山梨県（21,700,000円）
• 29位：福島県（21,363,000円）

日本列島の中心部が多くを占める

各都道府県の富裕層割合ランキング中位は、日本列島の中心部が多くを占めています。

ほとんどの都道府県が本州に位置しており、本州の住宅資産の価値の高さを伺えます。

ランキングトップ10と比較して、11位と29位の価格差が小さい点も特徴的です。

各都道府県の富裕層割合「30位〜47位」

各都道府県の富裕層割合30位〜47位は以下のとおりです。

• 30位：島根県（20,878,000円）
• 31位：福岡県（20,214,000円）
• 32位：岡山県（20,213,000円）
• 33位：新潟県（19,996,000円）
• 34位：岩手県（19,754,000円）
• 35位：鳥取県（19,652,000円）
• 36位：熊本県（18,894,000円）
• 37位：山口県（18,733,000円）
• 38位：山形県（18,686,000円）
• 39位：高知県（18,405,000円）
• 40位：大分県（16,918,000円）
• 41位：佐賀県（16,415,000円）
• 42位：長崎県（16,145,000円）
• 43位：宮崎県（15,046,000円）
• 44位：秋田県（15,030,000円）
• 45位：鹿児島県（14,747,000円）
• 46位：青森県（14,541,000円）
• 47位：北海道（14,316,000円）

日本列島の端の方が多くを占める

各都道府県の富裕層割合ランキング下位は、日本列島の端の方が多くを占めています。

九州地方や東北地方に位置する都道府県が多くを占めており、土地の価値の低さを露呈しています。

九州や東北地方は土地の価値ランキングでも下位になっていることから、宅地資産の低さが家計資産の低さへ影響しているのでしょう。

各都道府県の富裕層割合からみるオンラインカジノへの影響

各都道府県の富裕層割合は、日本でも遊べるオンラインカジノへ影響を与えます。

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