グランマーチンゲール法
グランマーチンゲール法とは、オンラインカジノのルーレットやブラックジャックなどのテーブルゲームやライブゲームで利用できるオンカジ必勝法のひとつです。
損失を回収できるのはもちろん、負けたゲームの次のゲームの賭け金を2倍+1単位に増やしていきます。それにより、勝利した際の利益が大きくなるという仕組みになっています。
オンラインカジノ界では最も有名な必勝法に「マーチンゲール法」がありますが、マーチンゲール法は損失回収はできるものの、利益は初回の賭け金額分しか出ないといった欠点があります。
グランマーチンゲール法は、マーチンゲール法を改良した必勝法と言えます。
ただし、その分賭け金額も増え、リスクも大きくなる方法でもありますので、正しい知識を持って利用するようにしましょう。
グランマーチンゲール法の特徴
グランマーチンゲール法は、ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどの勝率50%、倍率2倍のライブゲームに有効です。
この点はマーチンゲール法と同じですが、グランマーチンゲール法ならではの特徴もいくつかあります。
グランマーチンゲール法の特徴を知ることで、どのようなプレイヤーまたは、どのようなタイミングで利用すれば良いのかを知ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、他の攻略法の中にも、2-1-2システム法という攻略法もありますので、こちらもぜひ参考にして多くのテクニックを身に着けていきましょう!
負けが続くほど利益が大きくなる
グランマーチンゲール法は、負けが続けば続くほど勝利した時の利益が大きくなります。
例えば、マーチンゲール法での初回の賭け金が$ 1の場合、1回目に勝利しても10回目に勝利しても利益は$1しか出ません。
一方でグランマーチンゲール法の場合は上乗せした分、配当金にも上乗せされますので、その分だけ配当金が増えていきます。
ただし、資金が無くなってしまったり、テーブルリミットによって賭け金が制限される場合もありますので、上乗せはほどほどにしましょう。
一度でも勝利できれば必ず利益が出る
グランマーチンゲール法は、連敗したとしても、一度でも勝利できれば上乗せした分の利益が出る仕組みとなっています。
そのため、用意していた資金が無くなってしまったり、テーブルリミット(そのテーブルゲームに賭けられる金額の上限のこと)で賭け金が制限されたりといったことがなければ、勝利できた時点で損失を回収でき、さらに上乗せ分の利益が出ます。
マーチンゲール法の場合、一度の勝利で損失回収をすることは可能ですが、大きな利益を出すことは難しい手法ですので、これはグランマーチンゲール法のならではの特徴です。
グランマーチンゲール法の使い方
ここでは、グランマーチンゲール法の使い方とシュミレーションについて紹介します。
ベットの方法はマーチンゲール法と似ていますが、注意点もありますので、使い方の詳細について目を通しておくことをおすすめします。
シュミレーションもいくつかのパターンを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
グランマーチンゲール法の賭け方
ステップ1:基本賭け金と上乗せ金額を決める
グランマーチンゲール法は、負けて損失が出たタイミングで開始します。
始める際はまず、スランマーチンゲール法で使う基本の賭け金と上乗せ金額を決めましょう。
ステップ2:負けるたびに基本賭け金を倍にする
基本賭け金と上乗せの金額を決めたら、あとは負けるたびに基本賭け金を2倍以上にしていきます。
2倍以上であれば金額は自由ですが、一般的に初めの賭け金額を追加していきます。
例えば、基本賭け金が「$1」の場合、2回目の賭け金は「$1×2+$1=$3」となります。
ステップ3:勝利したらグランマーチンゲール法を終了する
前提として、グランマーチンゲール法は損失回収を目的とした手法なので、勝利した時点でゲームを終了しましょう。
グランマーチンゲール法で勝利した場合、その時点で必ず損益回収+利益は出ている状態にはなっているので心配ありません。
実践のシュミレーション
・グランマーチンゲール法で5ゲーム目に勝利した場合
ゲーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
賭け金 | 1 | 3 | 7 | 15 | 31 |
勝敗 | × | × | × | × | × |
累計 損益 |
-1 | -4 | -11 | -26 | -57 |
・グランマーチンゲール法で10ゲーム目に勝利した場合
ゲーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 1 | 3 | 7 | 15 | 31 | 63 | 127 | 255 | 511 | 1023 |
勝敗 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ◯ |
累計 損益 |
-1 | -4 | -11 | -26 | -57 | -120 | -247 | -502 | -1013 | 10 |
・マーチンゲール法で10ゲーム目に勝利した場合
ゲーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
賭け金 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 |
勝敗 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ◯ |
累計 損益 |
-1 | -3 | -7 | -15 | -31 | -63 | -127 | -255 | -511 | 1 |
上記の表を見てもらうとわかるように、グランマーチング法の場合は負けの回数が多いほど勝利した時の利益が多くなっています。
また、マーチンゲール法と比較すると、グランマーチンゲール法の場合は損益回収+利益が出ているのがわかると思います。
グランマーチンゲール法のメリット
・損失回収+利益も出る
・マーチンゲール法よりも利益が出やすい
それぞれ解説していきます。
損失回収+利益も出る
グランマーチンゲール法は、損失を全額回収できる+利益を出すことも可能な手法です。
一度でも勝利できれば利益も出るという点は、プレイヤーにとってはとても大きなメリットと言えます。
負けて損失が続いた場合は、グランマーチンゲール法を利用することをおすすめします。
マーチンゲール法よりも利益が出やすい
シュミレーションでも紹介したように、グランマーチンゲール法とマーチンゲール法の累計損益を比較するとグランマーチンゲール法の方が利益が大きくなっています。
「損失回収+1ドル」が基本のマーチンゲール法に対して、グランマーチンゲール法は賭け金を上乗せで追加していくので、上乗せした分、利益も増えていくことになります。
賭け金額に関しては、自由です。2回目は、最初の賭け金の2倍に$1を上乗せ、3回目は賭け金の2倍に$5を上乗せといった形でも問題ありません。
ただし、賭け金は必ず前回の2倍以上にしなければいけません。
グランマーチンゲール法のデメリット
・十分な軍資金が必要になる
・負けが続くとゲーム終了になる可能性も
・メンタル面での負担も大きい
それぞれ解説していきます。
十分な軍資金が必要になる
グランマーチンゲール法を利用する際に最も注意したいのが、軍資金です。グランマーチンゲール法で負けが続くと、賭け金がかなり高額になっていきます。
初めは賭け金が$1でも、連敗が続くことで$4→$11→$26→$57→$120→$247→$502→$1013→$2036ドルとあっという間に増えていきますので、十分な資金を持っていないとグランマーチンゲール法で勝利する前にパンクしてしまいます。
結果的に負けてしまっては意味がないので、余裕のあるゲームを行いたい場合は、十分な資金を用意する必要があります。
なお、グランマーチンゲール法は、多額の軍資金も必要になる手法であることもしっかり頭に入れておきましょう。
負けが続くとゲーム終了になる可能性も
ゲームによって設定されているテーブルリミットにより、賭け金が制限される場合があります。
ライブゲーム以外は$1,000ほど、ライブゲームは高くて$50,000ほどとなっていることがほとんどです。
負けが続いてしまったことでテーブルリミットに到達してしまうと次のゲームの賭け金を2倍にすることができないため、グランマーチンゲール法は失敗ということになります。
グランマーチンゲール法は、他の必勝法よりもテーブルリミットに到達する可能性が高い手法ですので、賭け金額には常に注意するようにしましょう。
テーブルリミットに関しては基本的にゲーム説明蘭などに記載されていますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
メンタル面での負担も大きい
グランマーチンゲール法は、他の必勝法と比べると賭け金額が圧倒的に高くなっていく手法です。初めの賭け金が$1だった場合でも、10回目となると$1023の賭け金が必要になります。
ゲームによってはこの時点でテーブルリミットになる可能性もあります。
マーチンゲール法と比較すると、2倍ほどのスピードでベットしていくことになりますので、メンタルにはかなりのプレッシャーがかかります。
なるべくプレッシャーがかからないためにも、最初の賭け金額はかなり抑え目にしたり、事前に終わるタイミングを決めておいたりすることをおすすめします。
グランマーチンゲール法を利用する際のポイント
・十分な資金を用意しておく
・勝利して損失を回収したタイミングで終了する
・不安がある場合は初回の賭け金は低めに設定する
・事前に終わるタイミングを決めておく
・事前にテーブルリミットを確認しておく
グランマーチンゲール法は、少額の利益を狙うには優れている手法と言えます。
ただし、負けが続いたからといって深追いをしてしまうと結果的に負けてしまう可能性もありますし、最悪の場合破産にも繋がりかねません。
事前に損切りラインを決めたり、初めの賭け金額を低めに設定したりすることが重要です。
以上のことに注意をして一度でも勝利できれば確実に損失回収と利益を獲得することができますので、自分なりの勝ちパターンを見つけてうまく活用してみてください。