キノ
KENO(キノ)とは、日本ではまだあまり聞き慣れない方も多いかと思いますが、そのゲーム自体は多くの数字が表示された表の中から、どの数字が当たるのかを予想して遊ぶカジノゲームの中の一つです。
運によって勝ち負けが決まるゲームで、日本人の方にとっても非常に親しみのある宝くじや、ビンゴとよく似ていますので、初心者の方でもすぐに簡単に遊べるカジノゲームです。
また、このようなシンプルなゲームなので、他のカジノのテーブルゲームのような複雑なルールや、知識が必要ではありません。
ここでは、このキノの特徴・基本的なルール・ゲームの流れなどについてご紹介していきたいと思います。
キノとは?
キノというゲームは19世紀にアメリカで中国系移民の方たちの間でおこなわれていたギャンブルゲームから始まったというデータがあります。
そのため、今現在でもアジア地域よりもアメリカ地域やヨーロッパでの知名度や人気が高く、多くのネットカジノやランドカジノの中で遊ぶことができます。
冒頭でも解説した通り、キノは日本の宝くじやLOTOとよく似ているゲームです。
多くの数字の中から特定の数字をいくつか選択し、抽選で選ばれる数字とご自身が選んだ数字が一致すれば配当を得ることができるという仕組みです。
ここで、日本の宝くじと違う点は、キノはその賭け金額を自由に設定することができる点です。
ランドカジノでのキノは、専用用紙に賭け金額や、予想する数字を選択してゲームに参加することができます。オンラインカジノの場合はPCやスマホの画面上に入力することでゲームに参加することができます。
配当としては、一つの数字に対して賭けるのではなく、配当の仕組みはいくつか選んだ数字の中から当選した数字の数によって変わってきます。
1.キノのルール
まず基本的なキノのルールとして解説します。ルール自体は非常にシンプルな仕組みになっているので難しいものではありません。
全部の数字は1~80まであり、その中からご自身が選ぶ好きな数字にベットをします。
ベットできる数字の数には限りがあり、その時のゲームによりますが、概ね最大20個が一般的な個数として設定されていることが多いです。
また、その後の配当金のオッズや合計配当金額は、ゲームやベットした数の個数によって変わってきます。何個ベットしたか、その中から何個当選したかによって数字は変わるので、ここは事前の計算が必要ですね。
その後、当選発表がありますので、その際に選んだ数字がマッチしていたら勝利となり当選金を受け取ることができます。
2.キノの流れ
①番号を予想し、いくらの賭け金を設定するのかを決める
まずは、ご自身が予想する好きな番号をいくつか決めます。ここで注意しなくてはいけないことは、多くの数字を選択すればもちろん当選確率も上がります。
しかしながら、予想数字を増やせば増やすほど当選したときの配当金が少なくなったり、または一定以上の当たり数がないと配当金が貰えない仕組みになったりしますので注意しましょう。
少ない当たり数で一攫千金のような遊び方をするのか、多く数字を選んでその中からいくつか当選した総合計の配当金で高額当選を狙うかは、事前によく考え、計算する必要があります。
②当選番号の発表を待つ
数字を選んで賭けが終わったら、いよいよ当選発表を待つのみです。
オンラインカジノ内のキノであれば、時間をかけずにすぐに発表がありますので、プレイヤーが選択した数字と当選数字がマッチしたうえで、また配当金をもらう条件に当てはまっていれば配当金として支払いがされます。
ランドカジノの場合は、キノの当選発表は一日の間に何回もおこなわれます。
また、同じチケット・数字でもう一度勝負をかけたいという方も、オンラインカジノ、ランドカジノのどちらでも自動抽選という条件を提示しておけば、再度数字を選びなおさなくても、そのまま次の抽選会も参加することができます。
3.キノの配当
縦:選択数
横:当選数
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
1 | 3 | |||||||||
2 | 1 | 9 | ||||||||
3 | 4 | 28 | ||||||||
4 | 2 | 7 | 71 | |||||||
5 | 1 | 1 | 16 | 360 | ||||||
6 | 3 | 10 | 46 | 1000 | ||||||
7 | 1 | 4 | 21 | 320 | 6000 | |||||
8 | 2 | 15 | 106 | 1200 | 15000 | |||||
9 | 1 | 6 | 45 | 355 | 4800 | 18000 | ||||
10 | 1 | 4 | 20 | 122 | 100 | 5000 | 20000 |
これは、キノの配当金の割合を計算した表の一例ですが、4つの数字を選択し(縦)、そのうち3つが当たった(横)としたら、ベットした金額の28倍の配当金が貰えるという仕組みです。
しかし、4つの数字を選択し(縦)、そのうち2つしか当たらなかった(横)という場合は、配当金はなしで負けという意味になります。
ご自身が狙いたい倍率を、この表の中から選び何個数字を選択してベットするのかを、この一覧表からすぐに計算することができます。
4.キノの必勝法
キノは勝つも負けるも運次第というゲームです。
しかしながら、上記でもご紹介した通り、賭け方を工夫することで同じ配当額でも選んだ数字の個数によって当選確率に違いがでるのです。
多くのキノによる当選確率のデータから計算した結果、以下のようなパターンが一番当選確率として高い傾向があることが分かりました。
配当割合 | 確率 | 選択した数の個数 | 当選の数 |
15 | 6.01% | 2 | 2 |
3 | 25% | 1 | 1 |
43 | 1.39% | 3 | 3 |
つまり、2つ選択して2つ当選した場合の配当は15倍で、その確率は6.01%の確率で起こるという見方です。
2つ選んで2つとも当たる確率は6.01%ですが、3つ選んで3つとも当たった場合の配当割合は43倍です。しかし、確率としては1.39%と落ちてしまいますので、どちらを取るか、どちらをより優先するかというのは、プレイヤーの考え次第です。
まとめ
運だけで勝敗が決まるゲームだと思いの方も多いかと思いますが、どの賭け方が一番効率がいいのかを考え分析することが、キノで勝負するにあたってのキーになります。
しかし、計算するのが苦手な方や、そんなに頭を使ってするのは楽しくないという方でも、日本の宝くじ感覚で気楽に参加してみることで、すんなり当選してしまうという事も起こりかねませんよね。
一番は楽しくプレイすることですので、気軽に参加してみましょう。
また、カジノで定番のテーブルゲームの中で近年人気度を上げてきているレッドドッグというゲームがありますが、その歴史は意外にも1800年代からプレイされているというように歴史深いゲームでもあります。
オンラインカジノ内のみではなく、アメリカやカナダ地域のランドカジノで主に遊ぶことができるようですが、オンラインカジノでは取り入れているサイトも多いので、ぜひ探してみて新しくプレイするゲームとして参加してみてくださいね!