大阪市長選挙に立候補した5名は誰?
令和5年4月9日に投票日を迎える大阪市長選挙。政界を引退する予定の松井一郎氏の後任を決める選挙であり、以下の新人5名が立候補しました。
- 横山 英幸(よこやま ひでゆき):大阪維新の会幹事長、元大阪府議会議員
- 北野 妙子(きたの たえこ):元大阪市議会議員
- 山崎 敏彦(やまざき としひこ):理学療法士
- 荒巻 靖彦(あらまき やすひこ):飲食店経営
- ネペンサ(ねぺんさ):作家、ユーチューバー
大阪市内では、地域政党・大阪維新の会公認の横山氏と、大阪維新の会に対抗する政党団体・アップデートおおさか推進の北野氏の一騎打ちと報じられています。
大阪府知事選挙も行われる「大阪ダブル選」
大阪府では、大阪市長選挙と同じ投票日に大阪府知事選挙も行われることから「大阪ダブル選」として注目されています。
大阪府知事選挙には、大阪維新の会代表で2期目を目指す吉村洋文知事や、法学者の谷口真由美氏、元衆議院議員の吉野敏明氏など6名が立候補しています。
大阪市長選挙はカジノを含むIR誘致が争点?
今回の大阪市長選挙の最大の争点は、カジノを含むIRの誘致計画です。
さまざまなメリットやデメリットがあるカジノを含む統合型リゾート誘致計画は、大阪市内でも賛成派と反対派が拮抗している状況です。
横山氏はカジノを含む統合型リゾートに賛成
大阪維新の会の幹事長を務める横山氏は、カジノを含む統合型リゾート賛成派です。
IRを誘致することで以下のメリットがあることを強く訴えています。
- 大阪の次の起爆剤になる
- 35年間で800億円の賃料を事業者から回収できる
- 巨額の収入を得ることで教育の無償化を推進できる
さらに、ギャンブル依存症対策に関しても「大阪依存症センター」を設立すると主張しています。
北野氏はカジノを含む統合型リゾートに反対
大阪維新の会の対抗団体・アップデートおおさかが推進する北野氏は、カジノを含む統合型リゾート反対派です。
北野氏は、大阪がカジノ依存症になってしまうことの懸念および巨額の公金支出や採算性に疑問があると主張しています。
大阪ダブル選の結果がIR誘致計画推進の鍵を握る
大阪府の地域政党・大阪維新の会が賛成するカジノを含む統合型リゾート誘致計画ですが、対抗団体・アップデートおおさかは真っ向から否定しています。
大阪ダブル選の結果が今後のIR誘致計画推進の大きな鍵を握っていることは間違いなく、大阪維新の会が制することができれば、カジノを含む統合型リゾート建設に大きく近づきます。
大阪のIR誘致計画を左右する大阪ダブル選に注目しておきましょう。