トラントエカラント

トラントエカラントは、トランプカードを使っておこなうカジノゲームの一種です。
英語では「Trente et Quarante」と表記され、17世紀にフランスで誕生した「30と40」という意味のトランプゲームです。
日本を含め、アジアやアメリカ地域のカジノでは、ほとんどプレイしているところを見かけませんが、発祥地のフランスやモナコ、イタリアなどの一部のヨーロッパ地域を中心には未だに人気があるゲームとなっています。
ルールは、バカラに似ているところがありますが、オンラインカジノではディーラーとの1対1の勝負となります。
トラントエカラントの最終的なゲームの目的は、赤(ルージュ)か黒(ノワール)がそれぞれ合計の31ポイント以上を獲得した後にスコアが低くなるか、高くなるかというのを予想して、これらのスコア数が勝敗を分ける要素となります。
ここでは、そんなトラントエカラントのゲームのルール、ゲームの流れ、必勝法などを解説していきたいと思います!
トラントエカラントとは?
利用されるトランプの枚数は多いですが、個人間で遊ぶ場合はアレンジを加えて遊ぶことも可能なので、カジノゲーム初心者の方でも手軽に遊ぶことができると思います。
オンラインカジノ内では、ディーラーとプレイヤーと2人で勝負し、ディーラーがトランプを良くシャッフルし、テーブルに配っていきますので、31という区切りのポイントが貯まるまでカードを配り続け、勝負を楽しんでいきます。
1.トラントエカラントのルール
つまり総計312枚のカードを使います。これは、オンラインカジノや、カジノクラブのルールによって若干変わる時がありますが、基本的にはこの枚数を使うということで良いかと思います。
これらのカードの点数の数え方は、以下の表の通りです。
数字のカードは数字どおりに数え、絵柄は全て10でカウントします。
A | 1 |
2 | 2 |
3 | 3 |
4 | 4 |
5 | 5 |
6 | 6 |
7 | 7 |
8 | 8 |
9 | 9 |
10 | 10 |
J | 10 |
Q | 10 |
K | 10 |
最終的に31を超えるポイントまでカードが色ごとに分けて配られ、最初にあらかじめ賭けた赤が勝つか黒が勝つかなどというものに従って、ポイントが31に近い色のカードの持ち主が勝ちとなります。
ちなみに、どらの色も31や、他のポイント数で同数だった場合は、引き分けとなります。
2.トラントエカラントの流れ
・ノワール:ノワール(黒)の手が勝つという賭け
・ルージュ:ルージュ(赤)の手が勝つという賭け
・クルール:最初に配られたカードと同じ色のカードが勝つという賭け
・インバース:最初に配られたカードと違う色のカードが勝つという賭け
ゲーム内で使われる312枚のカードは全てディーラーによってシャッフルされます。
そしてテーブルに一枚ずつ置かれたトランプカードの合計ポイントが31~40の間になるまで、赤のエリアと黒のエリアに分けて配られます。
そこで、各色の合計のポイントが31を超えた時点で、それ以上のカードは配られません。
次に、同じ手順に従って、反対の31に至ってない色のカードを出し続けます。
ここでも31に達した時点でゲームは終了となりますが、ここでは両方の色で31を超えているポイントがあるはずですので、プレイヤーが最初に決めた賭け(ノワール・ルージュ・クルール・インバース)の賭けに従って、合計が31に近いハンドが勝利となります。
3.トラントエカラントの必勝法
まとめ
最後に、ここではトラントエカラントについてのゲームの流れについて解説してきましたが、ここまででお分かりのようにルール自体は非常に簡単で覚えやすいと思います。
カジノだけではなく、普段トランプゲームを楽しむ際に新しいゲームとしてプレイしてみるのも良いかもしれませんね!
また、その他のカードゲームとして挙げることができるのが、クリベッジというトランプゲームです。クリベッジとは、イギリス生まれのカジノゲームの一つでクリベッジ初心者の方にもルール自体は非常にシンプルなので気軽に始めることができ、楽しむことが可能です!
また、難しい心理戦なども使わないので時間がある時にリラックスしながら純粋にゲームを楽しむことができるはずです!