オンラインカジノにねずみ講があるから注意？！勧誘手口に騙されないように！

そもそもねずみ講って何？

ねずみ講とは、昔から流行っている違法なビジネス形態の一つで、高額な会員費を支払わせて、他人を勧誘するとその会員費の半分が自分のもとにもう半分が上位のメンバーに支払われていくという仕組みで、1960年～1970年代にもっとの流行しました。

しかしながら、1978年に問題となり、ねずみ講のビジネスを法律で禁止するという法律が成立、現在では完全に違法となるビジネス形態です。

なぜ違法となってしまったのかというと、隣の図でもお分かりの通り、完全に成り立たないビジネスであるからです。

実際に稼ぐことができるのは、紹介した親会員に多く入る仕組みとなっており、下位層の会員ほど稼げなくなり、いずれは崩れてしまう組織となってしまうのが目に見えています。

また、そのビジネスの目的が会員費で稼ぐという目的がメインで、実在するもので稼ぐというスタイルではないため詐欺に発展しやすいという理由も一つあります。

オンラインカジノを利用したねずみ講の詐欺手口とは？

実際に存在しているオンラインカジノを利用してねずみ講に勧誘してくる手口として、上記のような手段があります。

SNSやマッチングアプリで勧誘

近年では、SNSやマッチングアプリで誰でもメッセージから始めて、気軽に会うことができるようになりました。

そこで、実際に会ってみたら「不労所得に興味ない？」「一緒にビジネスを始めよう」と誘われて巻き込まれてしまうケースがあります。

SNSやマッチングアプリは簡単にアカウントを消すことができるため、勧誘している側も気軽に相手を巻き込みやすいといったメリットがあり、ネット上で知り合った人とのビジネスの話は信用し過ぎないようにしましょう。

新生活を始めたばかりの大学生を狙って勧誘

新生活を始めた大学生は、1人で地元を離れ、東京や大阪などの大都市に出てくる年代の方が多いです。

そんな相談できる相手も多くなく、社会経験が少ない大学生を狙って勧誘するねずみ講のメンバーがいます。

このケースで多いのが同じ大学の先輩やサークル内からの勧誘といったケースが最も高く、この上下関係で断りにくい状況を作る、信頼性のある関係からの誘いということで、騙されてしまう新大学生が非常に多いです。

人間関係が崩れててしまうのを恐れて、はっきりと断れないかもしれませんが、まずは時間をとって親や大学相談センターなどに一度話してみるのが一番良い方法です。

外注サービスで説明会に誘導して勧誘

近年、クラウドソーシングサービスといった外注・副業サイトを利用して誘いこむといったケースも増えてきています。

紹介したい仕事があるため、ラインや説明会にまずは登録と参加してみませんかと誘われて始まる場合が多く、最初のうちはどのような仕事なのかをはっきりと明かさないため、中々見分けることが難しいところではありますが、ZOOMセミナーやLINEの友達登録への勧誘を積極的に行っている業者や個人には気を付けましょう。

オンカジのねずみ講に騙されないためには

オンラインカジノのねずみ講に騙されないようにするために注意していただきたいことを紹介します。

• SNSなどで簡単に稼げるなどという口コミを信じない

SNSでよく見かける豪華な生活や購入品を投稿している何をしているのかが不透明な人たちとの接触は避けましょう。

本当は拾っただけの写真を使っているだけかもしれませんし、実際のLINEでのやり取りなどといった信頼性高い画像も作られている可能性が高いです。

安易にSNSの情報を信用しないことが大切です。

• オンラインカジノにそもそも紹介することで稼げる機能はないと知っておく

オンラインカジノを紹介すれば稼げると勧誘してくる人は、入会金や登録料、有料会員、VIP会員などといった名目を利用して誘ってきますが、安全に運営されているオンラインカジノにこのような仕組みで稼げるシステムはありません。

オンラインカジノはプレイヤーとして、個人でカジノゲームで遊んでいくことで儲けることができるインターネットギャンブルであるため、稼ぎ方を間違えないようにしましょう。

オンラインカジノのねずみ講に注意！まとめ

そもそもオンラインカジノにアフィリエイトや、広告収入などをのぞいて、人に紹介することで得られる報酬はありません。

簡単に誰でも稼げるといった誘惑に負けてしまいそうになる瞬間があるかもしれませんが、それをした瞬間に周囲の大切な人間関係、家族関係を崩壊させてしまう原因となってしまいます。

少額でもお金はいくらでも稼ぐことができますが、信用はなかなか稼ぐことができません。

オンラインカジノのねずみ講には十分に注意し、もしも実際に誘われた、友人が巻き込まれているかもしれないと少しでも感じた際には、警察相談専用電話（#9110）へ気軽に相談してみることをおすすめします。

困ったときは一人で悩まず、相談することができる人に話してみましょう。