Nozomi Kato - 公開日 2022年 8月 29日, 最終更新日 2023年 2月 25日

【ブックメーカー必勝法:マネーライン】

ブックメーカーのマネーラインとは、2つのチームまたは2人の選手のどちらが勝利するかを予想するブックメーカーの攻略法のこと。別名「1×2ベット」とも呼ばれています。

マネーラインは、オンラインカジノでいう「バカラ」や「ブラックジャック」などと同じように、『勝率50%』を誇る王道のベットスタイルとしてブックメーカープレイヤーから高い人気を誇っています。

例えば、サッカーの試合「バルセロナ」vs「レアル・マドリード」が開催されていたとして、どちらのチームが勝利するかを予想してベットする賭け方が「マネーライン」となります。

また、チームではなく、テニスの試合「錦織圭」vs「ノバク・ジョコビッチ」が開催されていたとして、どちらの選手が勝利するかを予想してベットする賭け方も「マネーライン」に当てはまります。

このように、ブックメーカーのマネーラインは相対するチームまたは選手のどちらか一方の勝利へベットするという、最もシンプルかつ簡単な賭け方となっているのです。

 

ブックメーカーのマネーラインの特徴・メリット

ブックメーカーのマネーラインにはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。

ここでは、スポーツベッティングでマネーラインを活用する際の特徴やメリットについて解説していきます。

 

ほとんどのスポーツベッティングに利用できる

ブックメーカーのマネーラインは、ほとんどのスポーツベッティングで利用することができます。

なぜなら、スポーツには勝敗が付きものであり、勝敗へベットするだけのマネーラインは無くてはならないベット方法だからです。

野球やサッカー、バスケットボール、テニス、卓球、バトミントンなどなど、代表的なスポーツ種目全てのスポーツベッティングに利用できます。

また、全てのブックメーカーサイトで利用できるベットスタイルのため、スポーツベット初心者の方はまずマネーラインから始めることをおすすめします!

 

賭け方がシンプルで簡単

マネーラインの最大の特徴は、とにかくシンプルで賭け方が簡単ということ。

どちらのチームが勝つか?どっちの選手が勝利するか?を予想するのみで、簡単にベッティングすることができます。

また、引き分けがある場合を除くと「勝率50%」を誇る、的中率の高さも人気の秘訣となっています。

さらに、弱いチームや前評判の悪いチームへベットし、見事的中させることができれば「高配当」も期待することができます!

 

引き分けの有無がある

マネーラインには、引き分け有りの賭け方と引き分け無しの賭け方の2種類が存在しています。

例えば、テニスや卓球の試合は引き分けがありません。一方、サッカーや野球の試合には引き分けの可能性があります。

このように、各スポーツ種目によってマネーラインにも引き分けの有無が設定されており、引き分け有りの場合には「勝ち」「負け」「ドロー」の3つのオッズへベットすることが可能となっています。

 

ブックメーカー初心者でもすぐに利用できる

ブックメーカー初心者のおすすめの賭け方は、ズバリ「マネーライン」です。

点数差や反則カードの枚数、どの選手がゴールを決めるかなどなど、多種多様な賭け方を楽しむことがスポーツベッティングの魅力と言われていますが、初心者の方にはおすすめできません。

まずは、試合の勝敗予想というシンプルなベット方法であるマネーラインに慣れてから、より複雑なベット方法へシフトチェンジしていくようにしましょう。

 

配当金の計算が簡単

ブックメーカーのマネーラインの配当金計算方法は「ベット額×オッズ=配当金」と、非常に簡単に算出することができます。

ブックメーカーを投資のように利用して稼いでいきたい方に特におすすめで、計画性を持ってスポーツベッティングを実践していくことが可能となります。

想定払戻金を算出しながら分散ベットすることで、効率よく稼いでいくことができます!

 

マネーラインと1×2ベットの違いは?

ブックメーカーのマネーラインは、「1×2ベット」と呼ばれるケースもあります。

同じように使用されている場合もありますが、マネーラインと1×2ベットには明確な違いがあるのです。

明確な違いとは、マネーラインには『引き分けがなく』、1×2ベットには『引き分けがある』という点です。

スポーツ競技によってドローの有無がルール上決まっており、引き分けのないテニスや卓球は「マネーライン」、引き分けのある野球やサッカーは「1×2ベット」に当てはまります。

また、マネーラインと1×2ベットでは選択肢および的中率も異なり、マネーラインは「2択(的中率1/2)」、1×2ベットは「3択(的中率1/3)」となっています。

ドローが設定されている試合のベットにおいてもマネーラインと呼ばれるケースが多いですが、意味の違いを理解しておくことが大切です。

 

ブックメーカーのマネーラインの賭け方・配当

ブックメーカーのマネーラインの賭け方は、どちらのチームまたは選手が勝利するかにベットするのみです。引き分けがある場合には、ドローへベットすることもできます。

配当の計算方法も単純で、勝利オッズ2.5倍に1,000円ベットした場合の払戻金は「1,000円(賭け金)×2.5倍(オッズ)=2,500円(払戻金)」となります。

強いチームは低いオッズになりやすく、反対に弱いチームは高いオッズになりやすい傾向にあるため、オッズの倍率やチーム状態、選手の調子などを総合的に判断して予想を組み立てることがマネーライン攻略のポイントです。

また、引き分けが設定されている場合には、ドローへ賭けて的中させることで高配当を期待することができます。

 

ブックメーカーのマネーラインの注意点・デメリット

ブックメーカーのマネーラインを利用するうえで、理解しておかなければならない注意点がいくつか存在しています。

ここでは、スポーツベッティングでマネーラインを活用する際の注意点やデメリットについて解説していきます。

 

実力差が拮抗している試合は予想が困難

高い的中率を誇るマネーラインですが、実力差が拮抗しているチーム同士や選手同士の試合の予想は非常に難しくなります。

また、実力が拮抗している試合では、「勝利」「敗北」「ドロー」のオッズも同等程度になりやすく、ベット方法も難しくなります。

「どちらかのチームに賭ければ当たるから簡単!」と思われがちなマネーラインなのですが、実力差次第では予想が困難になる賭け方であることを覚えておいてください。

無闇に賭けることは避け、自信のある試合や実力差が明確かつ高確率で予想が的中するであろう試合のみに厳選してマネーラインを利用することをおすすめします!

 

データ分析が勝負の鍵を握る

勝つか負けるかを予想するだけの簡単なベット方法だからといって、データ分析を怠ってはなりません。

いくら的中率50%を誇るマネーラインであっても、チームの状態や選手の調子、対戦選手との相性などのデータ分析は必ず必要です。

マネーラインは「データ分析が勝負の鍵を握っている!」と言っても過言ではなく、マネーライン攻略のポイントはデータ分析にあります。

 

ドローがある場合には的中率が下がる

ドローがある場合の試合でマネーラインを活用する場合、ドローがない試合と比較して的中率が「1/2から1/3」へ下がってしまいます。

勝率だけをみると欠点と捉えられがちですが、比較的高いオッズを示す「ドロー」へベットして予想を的中させることができれば、反対に高配当を期待することができます。

ただし、マネーラインを利用する際に引き分けがある場合には的中率が下がるのは事実なため、理解してベットすることが大切です。

 

一攫千金を期待することができない

ブックメーカーのマネーラインのデメリットは、一攫千金を期待することができないということです。

そのため、「ギャンブル=一攫千金」という考えでブックメーカーを利用している方には、やや不向きかもしれません。

マネーラインは、どちらかというと高配当よりも「的中率」を重視した必勝法となっているため、コツコツと利益を積み重ね、長い期間で大きな利益を獲得したい方におすすめの賭け方となっているのです。

 

ブックメーカーのマネーラインで稼ぐ方法

ギャンブル的にブックメーカーのマネーラインへベットしているだけでは利益を出すことはできません。

ここでは、スポーツベッティングでマネーラインを活用して大金を稼ぐ方法をご紹介していきます。

 

実力差が明らかな低いオッズへ多額のベットをする

ブックメーカーのマネーラインで効率よく稼いでいく最も簡単な方法は、実力差が明らかな低いオッズを示すチームまたは選手へ大きな資金をベットすることです。

実力差が拮抗している試合へベットするよりも格段に勝率を上げることができます。

例えば、サッカーに賭けたいプレイヤーであれば、実力差が拮抗している日本のJリーグよりも、実力差が明確な欧州トップリーグへベットする方が効率よく稼いでいくことができます。

野球でも同じです。実力差があまりない日本プロ野球へベットするよりも、明確な実力差があるメジャーリーグへベットする方が稼げます。

ただし、誰が見ても実力差が分かる試合では、強いチームの勝利オッズは「1.1倍」や「1.05倍」など低くなってしまいます。

そのため、ある程度の資金を用意しておくことが必要不可欠ですが、ギャンブル的な賭け方よりも格段に勝ちやすくなるためおすすめです!

 

ライブベッティングでマネーラインを利用する

生中継でスポーツの試合を観戦しながらベットすることができる「ライブベッティング」。

このライブベッティングを利用することが、マネーライン攻略の最大の近道です。

ライブベッティングでは試合中にベットすることができるため、試合の状況や流れ、選手の状態などを的確に察知することができます。

また、試合終盤に優勢な方へベットすることで勝率を大幅に上げることもできます。

このように、試合途中でベットできる「ライブベッティング」×「マネーライン」は相性抜群で、とにかく効率よく稼ぎたい!というプレイヤーにはとっておきのベットスタイルではないでしょうか。

 

複数のブックメーカーサイトを比較して高いオッズへベットする

チームの勝敗を予想するだけの簡単な賭け方であるマネーラインのオッズは、「1.5〜5.0倍」など低いオッズで推移します。実力差のある試合では「1.02倍」などの低オッズが付くことも珍しくありません。

何を言いたいかというと、マネーラインでは「0.01倍」の差でも非常に重要である!ということです。

現在、ブックメーカーサイトはかなりの数存在していますが、それぞれ異なるオッズが付けられています。

そのため、複数のブックメーカーサイトを比較することで、より高いオッズへのベットが可能となり、稼ぎやすい環境を作り出すことができるのです。

マネーラインを主体としてスポーツベッティングで稼ぎたい!というプレイヤーは、なるべく多くのブックメーカーサイトへ登録し、オッズ比較を行いながらより高いオッズへベットすることをおすすめします!

 

まとめ

今回は、ブックメーカーのマネーラインの特徴や賭け方、配当、メリット・デメリット、稼ぎ方などについて詳しく解説してきました。

マネーラインは相対するチームまたは選手のどちらか一方の勝利を予想して賭けるベットスタイルであり、ブックメーカー初心者からベテランプレイヤーまで幅広く利用されている王道の賭け方です。

高い的中率を誇る反面、オッズが低くなる傾向があるため、ある程度大きな資金を用意しておくことが必要となります。

また、ただ闇雲に賭けるのではなく、実力差の分析やデータ分析、ライブベベッティングの活用、複数サイトのオッズ比較などを行うことで、より稼ぎやすい状況を作り出すことが可能となります。

ブックメーカーのシンプルかつ簡単な賭け方「マネーライン」を利用し、スポーツベッティングで効率よく稼いでみましょう!

最後に、ブックメーカーの運営側が設定しているスコア(数値)よりも上になるか、下になるかを予想してベットする賭け方の「オーバーアンダー」という賭け方もあり、勝率50%が保証されているベットですので、こちらも参考に使ってみてくださいね!

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