Yuta Suzuki - 公開日 2021年 12月 25日, 最終更新日 2023年 12月 19日 | 日本カジノ

この記事で分かること

  • カジノの歴史とは?
  • 世界各国のカジノの歴史は?
  • カジノのイメージは?

「カジノの歴史を知りたいけど、各国のカジノ事情がわからない…」という方必見!

この記事では、カジノの歴史やイメージを解説します!

最後まで読めば、最近大ブームのオンラインカジノ運営の仕組みも分かります。

カジノは、イタリアで誕生後、ヨーロッパやアメリカ、アジアなどの世界各地へ広く浸透していき、今では世界のあらゆるところにランドカジノが運営されています!

 

カジノはいつどこで発祥したのでしょうか。カジノの歴史を知ることで、よりランドカジノやオンラインカジノのゲームプレイを楽しめます。

この記事では、カジノの歴史やイメージ、信頼性、オンラインカジノ運営の仕組みなどを詳しく紹介します。

カジノの歴史とは?

カジノの歴史とは?<br />

カジノは、17世紀前後のイタリアで発祥したといわれています。

「カジノ」とは、イタリア語の「小さな家(casa)」が語源です。

イタリアでは、17世紀頃に小さな家(貴族の別荘)に貴族や客人たちが集まり、トランプカードを使用した賭け事が盛んに行われていました。

最初は貴族や客人たちの遊び(トランプを使用した賭け事)でしたが、ヨーロッパの文化として世界各国に普及していき、カジノが誕生したといわれています。

世界各国のカジノの歴史

世界各国のカジノの歴史

イタリアで発祥したカジノは、ヨーロッパ文化の発展に伴い、世界各国へ浸透します。

なかでも、アメリカやドイツ、フランス、イギリスなどではカジノが定着し、ランドカジノの存在が当たり前です。

さらに、近年はマカオやシンガポール、韓国などのアジア地域でも急速にカジノ市場が拡大しています。

では、世界各国のカジノの歴史を詳しく紹介します。

 

アメリカ

アメリカのカジノ王国「ラスベガス」では、1940年代にカジノが発展しています。

1960年代には建築物および装飾をひとつのテーマとする「テーマカジノ」が建設され、家族連れや観光客、地元客などの誰もが楽しめるカジノへと進化を遂げています。

 

ヨーロッパ

ヨーロッパのイタリアで発祥したカジノは、ドイツやフランス、イギリス、モナコなどのヨーロッパ各国にも浸透します。

では、カジノが盛んなヨーロッパの4カ国の歴史を紹介します。

・ドイツ

ドイツでは、13世紀頃に「公営カジノ施設」が誕生しています。

「カジノ」の語源や礎を築いたのは17世紀のイタリアですが、ドイツでは13世紀頃から賭け事をするカジノのような遊びが公営施設で運営されていました。

ドイツには現在も40施設程度のランドカジノが存在し、カジノの街として多くの観光客が訪れています。

・フランス

フランスでは、18世紀頃に「賭博場」が国民に広く浸透します。

当時の賭博場は「貴族向け」と「庶民向け」に区別して運営されていました。

その後、フランス革命に伴い、賭博制限が撤廃され、政府が賭博場を公認するかわりに税金が徴収される制度に改定されます。

1907年に賭博場が合法化され、フランスでは現在も合法的にランドカジノを楽しめます。

・イギリス

イギリスでは、1829年に「クロックフォード」と呼ばれる世界最古の民営カジノ施設が建設されています。

クロックフォードは現在も運営されており、格式の高いランドカジノとして大人気です。

1960年には「賭博施設」としてのランドカジノが設立され、賭博に関する法整備も行われています。

・モナコ

モナコでは、19世紀にカジノが広く浸透します。

現在は、世界的に有名な「モンテカルロカジノ」をはじめ、さまざまなランドカジノが立ち並んでいるカジノが盛んな国です。

モナコのカジノクラブは、一昔前まではスーツにネクタイの「フォーマル」での入店が必須でしたが、近年は気軽な服装「スマートカジュアル」でも入店できます。

 

アジア

近年、カジノ市場が急激に拡大しているアジア地域。

アジア地域でカジノが発展したのは、20世紀から21世紀と最近です。

では、アジアのなかでも特に勢いのあるマカオ、シンガポール、韓国の3カ国の歴史を紹介します。

・マカオ

マカオでは、2000年代にカジノ市場が急発展します。

急発展を遂げた主な理由は、外国資本が続々とマカオのカジノ市場へ参入したためです。

2006年には、アメリカのカジノ大国「ラスベガス」を超える利益をあげ、世界トップのカジノ都市として世界中に名を轟かせています。

・シンガポール

シンガポールではカジノが禁止されていましたが、2004年のカジノ解禁論争をきっかけに、翌年の2005年にカジノが合法化されています。

シンガポールのランドカジノは「マリーナ・ベイ・サンズ」や「リゾート・ワールド・セントーサ」の高級ホテルやショッピングモール、アトラクションなども同時に楽しめるカジノ施設が観光客に大人気です。

・韓国

韓国では、1968年に韓国初のランドカジノ「ゴールデンゲート」が誕生しています。

その後も、韓国の首都・ソウルや釜山、仁川などのさまざまな地区にカジノクラブが誕生しており、日本人を含む多くの観光客が訪れるアジア有数のリゾート地として大人気です。

 

日本

日本には、2023年現在もランドカジノは誕生していません。

2018年に「カジノ法案」が成立し、日本国内に最大3箇所のカジノ施設を含む統合型リゾート(IR)の建設が予定されています。

コロナ禍の影響で、日本にランドカジノが誕生する日は予定よりも遅れていますが、2029年頃には誕生する予定です。

 

各国の歴史的背景や文化がカジノの発展にどのように影響を与えたかを知ることは、単なるゲームを超えた深い理解へとつながります。特に、アジア地域でのカジノ市場の急速な成長は、グローバルな観光業と経済において重要な役割を果たしています。日本におけるカジノ計画はまだ時間がかかりますが、楽しみに待っていましょう!

鈴木ユウタ

オンラインギャンブルコンテンツ執筆者, Japan-101

カジノのイメージ

カジノのイメージ

カジノには、よいイメージもあれば、悪いイメージもあり、捉え方は人それぞれです。

ここでは、代表的なカジノのよいイメージと悪いイメージを3つずつ紹介します。

 

よいイメージ

  • 雰囲気が楽しそう
  • 非日常を満喫できる
  • 大金を手に入れる可能性を秘めている

悪いイメージ

  • カジノに依存してしまいそう
  • 金銭トラブルに巻き込まれそう
  • 治安が悪そう

カジノはマフィアが関係しているの?

カジノ運営側とマフィアが関係していることはありません。

海外のランドカジノは、ドレスコードや持ち物検査などのさまざまな規定が設けられており、入店の際に厳しいチェックが行われます。

さらに、カジノクラブはマネーロンダリング防止対策や反社会的組織に対する対策などに取り組んでいるため安心です。

最近大ブーム!『オンラインカジノ』運営の仕組み

最近大ブーム!『オンラインカジノ』運営の仕組み

最近、日本国内でも大ブームを巻き起こしている「オンラインカジノ」の運営の仕組みを詳しく紹介します。

 

オンラインカジノは5つの機関が連携している

オンラインカジノは運営会社のみが経営しているのではなく、下記の5つの機関が連携して成り立っています。

  1. プレイヤー
  2. 運営会社
  3. 決済会社
  4. ソフトウェア会社(ゲームプロバイダー)
  5. 政府・監査機関

では、上記5つの機関を詳しく紹介します。

 

1. プレイヤー

プレイヤーとは、ネットカジノをプレイするユーザーのこと。

プレイヤーは、決済会社を通じてカジノサイトへ現金を入金し、カジノゲームに勝利した場合は配当金を受け取れます。

2. 運営会社

運営会社とは、オンラインカジノを運営する企業のこと。

プレイヤーへカジノゲームやスポーツベットなどのサービスを提供し、プレイヤーの負けた金額が運営会社の利益です。

3. 決済会社

決済会社とは、プレイヤーと運営会社の仲介を行い、お金のやり取りをする企業のこと。

4. ソフトウェア会社(ゲームプロバイダー)

ソフトウェア会社とは、カジノゲームを開発する企業のこと。

オンラインカジノ運営会社へゲームの提供を行います。

5. 政府・監査機関

政府・監査機関とは、カジノサイトの運営会社として「ライセンス」を発行したり、ゲームが公平に行われているかを監査する機関のこと。

 

優良ネットカジノの見極めは「ライセンス」と「第三者監査機関」

現在、オンラインカジノは世界中に2,000を超えるサイトが存在しています。

ネットカジノのすべてが安全安心に遊べるわけではなく、なかには不正や詐欺目的で運営を行う悪質なカジノサイトもあります。

オンラインカジノへ登録する際は、優良ネットカジノの見極めが大切です。

 

「ライセンス」で見極める

ライセンスとは、海外政府が発行するオンラインカジノの運営許可証のこと。

ライセンスを取得しているサイトは合法的に運営されているサイトと判断できますが、審査が厳しく評判の高いライセンスを取得していることが大切です。

オンカジ業界で信頼性の高い代表的なライセンスは下記の3つです。

  • mgaライセンス(マルタ共和国)
  • キュラソーライセンス(キュラソー島)
  • ジブラルタルライセンス(イギリス領・ジブラルタル)

初めてネットカジノへ登録する方は、上記3つのいずれかのライセンスを取得しているカジノサイトへ登録しましょう。

 

「第三者監査機関」で見極める

第三者監査機関とは、公平なゲーム提供が行われているかを審査する機関のこと。

第三者監査機関の認可はオンラインカジノ運営に必須ではありませんが、認可を受けているサイトは優良なカジノサイトと判断できます。

オンラインゲーミング業界で信頼性の高い第三者監査機関は下記の3つです。

  • eCOGRA(イーコグラ)
  • GLI(Gaming Laboratories International)
  • iTech Labs

上記3つのいずれかの認可を受けているサイトは、RNG(乱数ジェネレーター)のテストやゲームの公平性、ゲームが正しく機能しているかなどが厳しく監査されているため安心です。

まとめ

カジノは17世紀頃にイタリアで発祥した歴史あるギャンブルです。

イタリアで誕生後、ヨーロッパやアメリカ、アジアなどの世界各地へ広く浸透していき、今では世界のあらゆるところにランドカジノが運営されています。

日本にはまだランドカジノは存在していませんが、オンラインカジノは日本国内からでも気軽に利用できるためおすすめです!

よくある質問

カジノの起源はいつですか?

カジノの起源は古代に遡りますが、現代のカジノの概念は16世紀のイタリアに始まったとされています。当時、「カジノ」という言葉は、社交や娯楽のための小さな別荘や夏の家を指していました。ギャンブルが行われる場所としてのカジノは、その後ヨーロッパ全域に広がりました。

日本におけるカジノの歴史はどのようなものですか?

日本におけるカジノの歴史は比較的新しく、法的なカジノはまだ存在していません。しかし、政府は「統合型リゾート(IR)」計画の一環としてカジノの導入を検討しており、これが実現すれば、日本におけるカジノの新たな歴史が始まることになります。

オンラインカジノの歴史はどのように始まったのですか?

オンラインカジノの歴史は1994年に始まります。この年、アンティグア・バーブーダ政府が「自由貿易および処理法」を制定し、オンラインカジノのライセンス発行を可能にしました。これにより、世界初のオンラインカジノが誕生し、インターネット技術の発展とともに急速に普及しました。

カジノゲームの中で最も古いものは何ですか?

カジノゲームの中で最も古いものの一つは「バカラ」です。バカラは15世紀にイタリアで誕生したとされ、その後フランスを経由してヨーロッパ全域に広まりました。簡単なルールとエレガントなゲームプレイで、今日でも多くのカジノで人気のあるゲームです。