2023年4月に大阪IR整備計画が初めて認定される
IR整備計画の認定は、大阪が国内初めてで、待ちに待ったランドカジノが日本に誕生する見通しとなりました。
大阪府・市は、2022年4月27日に運営事業者である大阪IR株式会社と共同して「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域の整備に関する計画(IR整備計画)」を申請していたため、およそ1年かけて認定されたかたちです。
IR推進本部の会合では、事業者の信頼や近畿圏内への経済効果、ギャンブル依存対策などが妥当であると判断され、正式に承認されています。
今後も引き続き、カジノ管理委員会がカジノ施設の運営審査やカジノ免許の付与などを行っていき、正式に日本初のカジノが開業する見込みです。
大阪のカジノを含むIR計画とは?
建設地は、大阪府大阪市此花区に位置する人工島「夢洲(ゆめしま)」です。
運営事業者は、米国のIR運営会社・MGMリゾーツインターナショナルや日本法人・オリックス、地元企業など20社で構成されている「大阪IR株式会社」。
大阪IRの事業効果
大阪IRを開業することで、年間約5,200億円の売り上げや約9万3,000人の雇用が生まれることが見込まれており、経済波及効果は「年間約1兆1,000億円」と予想されています。
大阪にカジノが誕生するのはいつ?今後のスケジュール
2023年4月14日に大阪IR整備計画が正式認定されたため、今後大阪IR建設に向けて急ピッチで進んでいくことでしょう。
長崎県のIR整備計画は審査継続中
長崎県は2027年度の開業を目指していますが、正式認定が遅れることで開業時期も遅れる可能性がでてきています。
今後、長崎IR整備計画も正式認定されるようであれば、日本で初めてカジノを含むIRが運営されるのは九州の長崎県になるかもしれません。
引き続き、大阪府・市および長崎県のIR推進には注目が必要です。