テキサスホールデム
(Texas hold’em)
『テキサスホールデム(Texas hold’em)』とは、大人気のカジノゲームの中でもプレイヤー間で競い合うポーカーゲーム。
多種多様な種類が存在するポーカーの中でも、最も人気が高く、カジノ初心者の方でも気軽に楽しむことができると好評です。
テキサスホールデムは、プレイヤー同士2〜10人で最強の手札(ハンド)を作ったプレイヤーが勝利となります。
もちろん、ディーラーも存在していますが、通常のカジノゲームとは違い、ディーラーはトランプを配布したりチップの管理を行うのみです。
また、テキサスホールデムでは、2枚の手札と5枚のコミュニティカードを使用し、スリル満点の勝負が行われていきます。
それでは、テキサスホールデムポーカーの基本ルールやゲームの流れなどについて詳しく見ていきましょう。
テキサスホールデム(Texas hold’em)の基本ルール
テキサスホールデムポーカーの基本ルールとして押さえてかなければならないポイントは「プレイヤー間で勝負すること」と「ホールカード&コミュニティカードで勝負すること」の2点です。
プレイヤー間で勝負すること
カジノゲームの一般的なルールは、ディーラーと勝負するタイプのゲームがほとんどですが、テキサスホールデムでは「プレイヤー同士」で競い合います。
2〜10人のプレイヤーでポーカーが開始され、最も強いハンドを作ったプレイヤーが勝利となります。勝利した際には、全プレイヤーのチップを総取りできます。
ホールカード&コミュニティカードで勝負すること
テキサスホールデムでは、「ホールカード」と「コミュニティカード」の2つのエリアにあるトランプを使用して勝負が展開されます。
ホールカードとは、各プレイヤーに2枚ずつ配られるトランプのこと。
自分のホールカード(手札2枚)は確認することができますが、相手プレイヤーのホールカードは確認できません。
コミュニティカードとは、テーブル上に配られる5枚のトランプのこと。
3枚→4枚→5枚の順にオープンした状態で配られ、全プレイヤーが共有して使用することができます。
このように、ホールカード2枚とコミュニティカード5枚の合計7枚のカードを使用し、5枚の最強のハンドを作ったプレイヤーが勝利となります。
テキサスホールデム(Texas hold’em)のゲームの流れ
テキサスホールデムポーカーは、以下の流れでゲームを進行していきます。
- 空席を見つけて座る
- ディーラーボタンの配置箇所を決める
- ブラインド
- カード配布
- プリフロップラウンド
- フロップラウンド
- ターンラウンド
- リバーラウンド
- ショーダウン
では、それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
【ステップ1】空席を見つけて座る
テキサスホールデムは「2〜10人」で行うルールとなっています。
そのため、1つのテーブルには「最大10人」までしか座ることができません。
万が一、全てのテーブルが埋まっている場合、待ちのプレイヤーの中から先着順に空いた席へ座ることができます。
【ステップ2】ディーラーボタンの配置箇所を決める
参加プレイヤー全員が席に座ったら、いよいよテキサスホールデムのスタートです。
まずは、「ディーラーボタン」の配置箇所を決めます。
ディーラーボタンとは、最後にアクションできる権利のある、最も最高なポジションとされています。
注意点として、ゲーム進行を行うディーラーとは全く関係ないということを押さえておきましょう。
ディーラーボタンの配置箇所は、ディーラーが各プレイヤーに1枚ずつ配布するトランプによって決定します。
最も大きい数字を引いたプレイヤーの席にディーラーボタンが置かれ、もし複数人が同じ数字を引いた場合は「♤>♡>♢>♧」の強さ順で決まります。
【ステップ3】ブラインド
テキサスホールデムは「時計回り」で勝負が展開されます。
ディーラーボタンの左隣のプレイヤーを「SB(スモールブラインド)」、SBの左隣のプレイヤーを「BB(ビッグブラインド)」と呼びます。
SBおよびBBとなった2人のプレイヤーは、「ブラインド(強制ベット)」する必要があり、SBはテーブルの最低賭け金の半分、BBはテーブルの最低賭け金と同額を必ずベットしなければなりません。
【ステップ4】カード配布
ディーラーによって、伏せられたホールカード2枚ずつが各プレイヤーに配布されます。
配布される順番は、SBからスタートし、時計回りに1枚ずつを2周して配布されます。
【ステップ5】プリフロップラウンド
「プリフロップラウンド」とは、各プレイヤーが最初のベットを行う第1ラウンドのこと。
プリフロップはBBの左隣のプレイヤー(UTGと呼ぶ)から時計回りにスタートします。また、プリフロップで選択可能なアクションは以下の3つです。
- フォールド:ゲームから降りる
- コール:前のプレイヤーの賭け金と同額をベットする
- レイズ:前のプレイヤーの賭け金よりも上乗せしてベットする
配布された2枚の手札から、上記3つのアクションのいずれかを選択する必要があります。
UTGからディーラーボタンのプレイヤーまで、誰も「レイズ」しなければディーラーボタンのプレイヤーが「フォールド」または「レイズ」することで、プリフロップラウンドは終了します。
ただし、誰か1人でもレイズをした場合は、誰もレイズしなくなるまでプリフロップラウンドは続きます。
プリフロップラウンドが終了したら、チップは1つの箇所に集められます。この集められる箇所を「ポット(POT)」と呼びます。
【ステップ6】フロップラウンド
「フロップラウンド」とは、第2ラウンドのこと。
まず、ディーラーから3枚のコミュニティカードがオープンした状態で配布されます。
その後、プリフロップと同じ流れでゲームを進めていくのですが、フロップから新たに以下のアクションが追加されます。
- チェック:誰もチップを賭けていない場合、ベットせずに「パス」することができる。ただし、誰か1人でもチップを賭けている場合は「チェック」することはできない。
全員がチェックした場合はスムーズにフロップラウンドは終了しますが、誰か1人でも「ベット」した場合は他のプレイヤーは「コール」または「レイズ」する必要があります。
その後はプリフロップラウンド同様、誰もレイズしなくなるまで続き、最後にポットにチップが集められてフロップラウンド終了となります。
【ステップ7】ターンラウンド
「ターンラウンド」とは、第3ラウンドのこと。
ターンでは、4枚目となる1枚のコミュニティカードが追加されます。
その後は、「フロップラウンド」と全く同じ流れでゲームを進行していきます。
【ステップ8】リバーラウンド
「リバーラウンド」とは、最終(第4)ラウンドのこと。
リバーでは、5枚目となる1枚のコミュニティカードが配布されます。このラウンドで、ホールカード2枚&コミュニティカード5枚が出揃います。
各プレイヤーは7枚のカードを使用し、最強のハンド5枚を作ります。
その後、「フロップラウンド」と同じ流れでゲームを進行していきます。
残ったプレイヤーの中で、最強のハンドを作ったプレイヤーの勝利となります。
勝利プレイヤーは、ポットに集められた全てのチップを獲得することができます。
1ゲーム終了後、ディーラーボタンが左隣に移り、2ゲーム目が開始されます。
テキサスホールデム(Texas hold’em)の覚えておくべき用語
テキサスホールデムポーカーをする際に、最低限覚えておくべき用語をご紹介します。
- ミニマムベット:1回のベットアクション当たりの最低ベット額のこと。BB(ビッグブラインド)と同額です。
- ミニマムレイズ:レイズ額の最低賭け金のこと。通常、前のプレイヤーの1.5〜2.0倍です。
- チョップ:ハンドの強さが引き分けであること。チョップとなった場合、配当チップは等分されます。
- オールイン:プレイヤーが所有するチップを全額ベットすること。前のプレイヤーのレイズ額を所持していない場合、オールインすることでゲームに参加し続けることができます。
- サイドポット:参加者プレイヤーの誰かが「オールイン」した場合に、新たに作成されるポットのこと。オールイン以降のチップはサイドポットに集められ、オールインしたプレイヤーが勝利した場合はサイドポットのチップは獲得できません。
テキサスホールデム(Texas hold’em)の役について
テキサスホールデムの役(ハンド)についてご紹介していきます。
カードの強さは「A」が一番強く、「2」が一番弱くなっています。
- ハイカード:数字、マーク共に1組も揃ってない役
- ワンペア:2枚の数字のみが同じ役
- ツーペア:ペアが2組できている役
- スリーカード:3枚の数字が同じ役
- ストレート:連続する5枚の数字が揃っている役
- フラッシュ:同じマーク5枚が揃っている役
- フルハウス:ワンペア+スリーカードを組み合わせた役
- フォーカード:4枚の数字が同じ役
- ロイヤルストレートフラッシュ:10,J,Q,K,Aの同じマークが揃っている役
テキサスホールデム(Texas hold’em)のまとめ
今回は、テキサスホールデムポーカーの基本ルールやゲームの流れ、専門用語、役について詳しく解説してきました。
テキサスホールデムは、プレイヤー同士で勝負するスリル満点のカジノゲームとして長年高い人気を誇っています。
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