- 最終更新日 2023年 8月 28日 | オンラインカジノ

この記事で分かること

  • ギャンブラーの誤謬とは?
  • ギャンブラーの誤謬の例は?
  • ギャンブラーの誤謬を防止する方法は?

「オンラインカジノで遊んでみたいあるけど、ギャンブラーの誤謬という言葉がわからない…」という方必見!

この記事では、ギャンブラーの誤謬の例を解説します!

最後まで読めば、ギャンブラーの誤謬を防止する方法も分かります。

独立した確率過程で決定するゲームの多いオンラインカジノでは、ギャンブラーの誤謬を回避することで勝率をアップさせられます

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)は、ギャンブルをプレイするすべてのユーザーが気を付けなければいけない心理的要素のひとつです。ギャンブラーの誤謬の意味を知らない方はしっかりと学んでおきましょう。

この記事では、ギャンブラーの誤謬の意味や例、防止方法などを詳しく解説します。

ギャンブラーの誤謬とは?

ギャンブラーの誤謬とは?

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは、事象の結果がランダムかつ独立した確率過程で決定するにも関わらず、ある事象の結果が特定の期間に多く発生した場合、次の事象の結果は特定のものの発生率が低くなると信じる心理現象のこと。

たとえば、オンラインカジノでバカラをプレイしているときに、5回連続で「バンカー」が勝利した場合、6回目は「バンカーの勝率が低くなる」と信じることです。

バカラは「勝率50%」のカジノゲームであり、独立した確率過程で結果がでるため、バンカーが5回連続で勝利したからといって6回目の勝率が低くなることはありません。

ただし、プレイヤーの勝手な心理現象で「6連続勝利はないだろう」や「次こそはプレイヤーが勝つだろう」などと信じてしまいます。

上記のような現象を「ギャンブラーの誤謬」といいます。

 

誤謬とは?

誤謬(ごびゅう)とは、論証の過程において「論理的」または「形式的」に明らかに瑕疵(かし)があり、論証が正しくないことです。

誤謬はギャンブルだけではなく、人生のあらゆる場面で発生します。

なんの根拠もなく「次はこうなるだろう」と、自分の心理のみで判断するときが誤謬に該当します。

ギャンブラーの誤謬の例

ギャンブラーの誤謬の例

ギャンブラーの誤謬を理解するために、わかりやすい例を2つ紹介します。

 

例1. コイントス

コイントスとは、コインを投げて「表」になるか「裏」になるかを予想するもの。

たとえば、コイントスを10回連続で行う場合、7回終了時点の結果が以下の表のようになったとします。

1回目
2回目
3回目
4回目
5回目
6回目
7回目

では、あなたは「8回目の結果を予想してください」と言われた場合、どちらの結果を予想しますか?

ほとんどの方が「表」を予想するのではないでしょうか。

「表」と予想した方は、まさに「ギャンブラーの誤謬」にハマっています。

※コイントスの確率は変わらない

コイントスをする場合「表」と「裏」の出現確率は、何回繰り返し行っても「50%」と変わりません。

たとえ、5回連続で「裏」が発生したからといって、次の発生確率で「表」が高くなることはないです。

1回のコイントスはそれぞれ独立した過程で行われているため、前の結果が次の結果に左右される現象はないことを覚えておくことで、ギャンブラーの誤謬を回避できます。

参照:意外な確率!コインを100回投げて「表」が50回でる確率は?

 

例2. サイコロ

サイコロは、1〜6の数字が描かれている6面のブロックです。

サイコロを使った代表的なカジノゲームには「クラップス」と「シックボー」があります。

たとえば、サイコロを6回投げて1回でも「5」の面が出れば勝利するゲームに参加した場合に、3回連続でハズれたとします。

では、あなたは3回連続でハズレた場合、4〜6回目の「5」の出現率は高くなると思いますか?低くなると思いますか?

ほとんどの方は、出現率が「高くなる」と予想するのではないでしょうか。

「出現率が高くなる」と予想した方は「ギャンブラーの誤謬」に陥っています。

※サイコロの振る回数が減ると確率が減少する

サイコロを6回振って「5」を出す場合と、サイコロを3回振って「5」を出す場合とでは、サイコロを6回振る方が当選確率は高いです。

上記の例では、3回連続でハズし、残り3回となるため確率は下がるにも関わらず「3回連続で違う数字が出たため、残りの3回では出現率が高くなるだろう」と予想する、ギャンブラーの誤謬が発生しています。

確率論をしっかりと理解していない方が、ギャンブラーの誤謬にハマりやすいです。

ギャンブラーの誤謬を防止する方法2つ

ギャンブラーの誤謬を防止する方法

ギャンブラーの誤謬を防止する方法を2つ

1. 確率論を把握する
2. 根拠のない思考を捨てる

ギャンブラーの誤謬を防止する方法を2つ紹介します。

 

防止法1. 確率論を把握する

ギャンブラーの誤謬を防ぐためには、確率論をしっかりと把握することが大切です。

確率論を勝手に決めたり、自分の心理だけで物事を判断したりすることは絶対にしてはいけません。

確率論を客観的にみて物事を判断することで、ギャンブラーの誤謬を回避できます。

 

防止法2. 根拠のない思考を捨てる

根拠のない思考を捨てることでギャンブラーの誤謬を防止できます。

人間は根拠のない思考をもってしまいがちですが、予想するときは必ず根拠や確率論に基づいた見解を立てることが大切です。

「次こそは〇〇がくる」や「次は〇〇になるだろう」などの根拠のない思考を捨てることで、ギャンブラーの誤謬を回避できます。

オンラインカジノは、しっかり分析しながら遊べるギャンブルです。ブラックジャックやバカラなどは運ゲームであるという人もいますが、私個人的には必勝法を活用して勝てるゲームです!

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鈴木ユウタ

オンラインギャンブルコンテンツ執筆者, Japan-101

ギャンブラーの誤謬まとめ

ギャンブラーの誤謬は、事象の結果がランダムかつ独立した確率過程で決定するにも関わらず、ある事象の発生頻度が高い場合に、次の結果は同じものの発生確率が低くなると信じる心理現象のことです。

誤謬はギャンブルのみではなく、社会生活のあらゆる場面で遭遇します。

独立した確率過程で決定するゲームの多いオンラインカジノでは、ギャンブラーの誤謬を回避することで勝率をアップさせられます。

ネットカジノをプレイする際は、ギャンブラーの誤謬を常に頭の片隅に入れて楽しみましょう。

よくある質問

ギャンブラーの誤謬とは何ですか?

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは、事象の結果がランダムかつ独立した確率過程で決定するにも関わらず、ある事象の結果が特定の期間に多く発生した場合、次の事象の結果は特定のものの発生率が低くなると信じる心理現象です。この考え方は、確率論に基づいていないため、多くのギャンブルや日常生活での判断ミスにつながります。

ギャンブラーの誤謬の具体的な例は?

ギャンブラーの誤謬の具体的な例の1つに、コイントスがあります。もし7回連続で「裏」が出た場合、多くの人は次に「表」が出る確率が高いと考えがちです。しかし、実際には、各回のコイントスは独立した確率過程であり、前の結果が次の結果に影響を与えるわけではありません。

ギャンブラーの誤謬を防ぐ方法は?

ギャンブラーの誤謬を防ぐ方法は、確率論をしっかりと理解することです。また、根拠のない思考や感情に基づいた判断を避け、客観的な確率に基づいて行動することが推奨されます。

オンラインカジノでギャンブラーの誤謬はどれくらい影響を与えますか?

オンラインカジノにおいても、ギャンブラーの誤謬は非常に影響力があります。この誤謬に陥ると、勝率が低下する可能性が高くなります。特に、独立した確率過程で決定するゲームが多いオンラインカジノでは、この誤謬を避けることで勝率を向上させることが可能です。