Yuta Suzuki - 公開日 2022年 9月 15日, 最終更新日 2023年 2月 25日

ドータ・ツー(Dota 2)

dota2

少し前までは「Dota系」と呼ばれていたDota 2ですが、現在ではMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)と呼ばれるジャンルに分類されています。

その他にも「Heroes Of Newerth」や「League of Legends」などが有名です。

さらに、日本で取り扱っているタイトルには「カオスヒーローズオンライン」があります。

ゲーム内容は、「5対5に分かれ敵の本拠点を破壊する」というとてもシンプルでわかりやすいものとなっています。

100種類以上用意されているヒーローの中から1体を選択し、仲間同士で力を合わせながら勝利を目指します。

仲間のヒーローの組み合わせによる連携や戦術はざまざまで、ヒーローは試合中に育成して強くすることができるといった特徴もあります。

ブックメーカーで賭けることができるeスポーツでもあり、飽きることなく楽しむことができるとより多くのファンを獲得しています。

他にも賭けを楽しむことができるeスポーツゲームとして「ヴァロラント(CS:GO)」という、カウンターストライクシリーズの一つがあります。

最新作のCS:GOでは世界各地のプレイヤーがオンライン対戦を楽しむことができるようになっており、幅広いプレイヤーとの対戦を楽しむことが可能です。

 

他のMOBAジャンルとの違い:

現在のMOBAは、大きく2つのタイプに分けることができます。2つのタイプは以下の通りです。

・LoL を筆頭とする「カジュアルMOBA」

・DOTA 2 を筆頭とする「本格MOBA」

 

【カジュアル MOBA】

カジュアル MOBAの特徴は、伐採や地形変更の不可やバフのランダム性の排除、性能が激変するスキルの排除など、不確定な要素のほとんどが排除されているといった点です。

カジュアルMOBAは、定石と理論が非常に重要となるゲームであり、まるで詰め将棋のような楽しさを味わうこともできます。

このように要素が単純で馴染みやすいゲームとなっています。また、 カジュアルMOBAの代表的なタイトルであるLoLは、キャラクターの多さや萌え要素があり、世界中のプレイヤーから人気があるオンラインゲームです。

 

【本格 MOBA】

一方で、DOTA 2を筆頭とする本格 MOBA は、前述した不確定な要素が全て含まれています。

さらに、それぞれのキャラクターの攻撃力が高く、個性的なスキルが多いのが特徴です。

試合中に瞬殺されることもあり、試合状況は目まぐるしく変化します。

本格MODAは、定石のトレースを排除している場合が多いので、カジュアルMOBAで見られるようなメタの定石化は起こりにくくなっています。

試合の状況を瞬時に判断し、臨機応変なプレイが非常に重要となるゲームとなっています。

 

Dota 2のルール

Dota 2のルール

Dota 2は、5人のプレイヤーからなる2チーム、つまり5対5で敵の要塞を破壊することを目的に戦います。

試合中に利用するキャラクターは「ヒーロー」と呼ばれ、「オールピック」「オールランダム」「キャプテンモード」「シングルドラフト」などのさまざまなアビリティも存在します。

さらに、各ヒーローには能力(スキル)を持っており、中にはロックを解除することで利用可能な強力なものもあります。

強力なスキルを解放することで逆転勝利が起こる可能性があります。戦闘中に獲得した「コイン」を使って装備を解除することもできます。

この点は、Dota 2の盛り上がりポイントのひとつです。

また、Dota 2には「クリープ」と呼ばれるコンピューターも存在します。クリープがいることにより、更なる幅をもたせた戦略が可能となります。

Dota 2は、ルールは非常にシンプルでありながら奥が深く、やりがいのあるゲームでプレイヤーに人気です。

 

ゲームの流れ

dota2-game-flow

Dota 2は、1試合がだいたい30分〜90分ほどとなっています。

ここでは、1試合を序盤戦・中盤戦・終盤戦の3つに分けて説明していきます。

 

序盤戦

ゲーム開始直後である序盤戦では、まず「Top」「Mid」「Bot」と呼ばれる3本のレーンに分かれます。

それぞれのレーンで、クリープ(コンピューター)のラストヒット(トドメ)を取り合います

この時点では、プレイヤーの実力以外に格差が生まれる要素はありません。

それぞれのヒーローのラストヒットを行うことにより、コインを獲得することができ、そのコインを使って、アイテムや装備などを整えることで徐々に差が生まれます。

 

▪︎序盤戦での例

例えば、Crystal Maidenというヒーローを使用した場合は、主に敵の妨害をメインに行い、ラストヒットの獲得はペアになった味方に任せます。

SvenやJuggernautなどのヒーローと組むことによって、相手を圧倒することもできるでしょう。アイテムに関しては、おすすめのものを選んでおけば安パイです。

 

中盤戦

試合開始から約15分~20分くらい経過したあたりが中盤戦です。

序盤戦で行ったレーン戦で貯めたコインや経験値によって、それぞれのヒーローの戦闘力に差が生まれ、試合が徐々に動き始める時間帯です。

戦闘力が上がったことにより、相手のキルを狙うこともできるでしょう。他のレーンに行って強襲することもできます。

積極的にキルを狙い、相手の成長を阻害しましょう。積極的に戦うことで自分の経験値を貯めることもできます。

ですが、それは相手も同様で、こちらのキルを狙っています。ミニマップをよく見て状況を把握し、判断することが大切です。

 

終盤戦

終盤戦では、後半に強いヒーロー「キャリー」と呼ばれるヒーローが育ち、いよいよ勝負が決まってくる時間帯となります。

序盤戦と中盤戦で有利な試合展開ができていれば、味方のキャリーは十分に育っているはずです。

結集した総力をもって集団戦を行い、勝負に決着をつけていきます。

 

Dota 2をプレイする際のポイント

Dota 2をプレイする際は以下のようなポイントを意識してみるといいでしょう。ベッターは、以下のポイントをしっかりと意識できているプレイヤーを見極めましょう。

 

役割を把握する

Dota 2には以下のような役割を持ったキャラクターが存在します。しっかりと把握しておくことで、試合を有利に運ぶことができるでしょう。

 

・キャリー

ゲーム序盤は比較的弱いが、アイテムが揃うにつれて強くなっていきます。

終盤までにキャリーをどれだけ育てて強くし、相手のキャリーを育てさせないかが勝利の鍵となります。

 

・サポート

サポートは「前半の主力」と「キャリーへの支援」が主な役割です。

序盤では主力として戦いながらキャリーを育てるために様々な支援をする必要があります。

 

・ヌーカー

ヌーカーには、相手の成長を妨害する役割があります。

 

・デュラブル
デュラブルには、前線へ出て相手の攻撃を受け、キャリーやヌーカーに仕事させるための壁となる役割があります。

デュラブルへ攻撃させる、または、せざるをえない状況を作ります。

 

・イニシエーター

イニシエーターは、集団戦の口火を切るヒーローです。集団戦の勝敗が決まる重要な役割です。

 

・プッシャー

プッシャーは敵のタワーを破壊し、敵キャリーの移動場所を失くすことが役割となっています。

 

・ジャングラー

Lv1からレーンではなくジャングルで中立クリープを倒していきます。

また、自分でクリープを召喚したり、中立クリープを味方にしたりすることができます。

 

有利な状況を作り出す

相手のヒーローたちと戦い、建物を破壊し、勝利するためには個人の力はもちろんのこと、チームの力を成長させていく必要があります。

試合中にしっかりと経験値を稼いでヒーローを成長させましょう。

また、コインを稼いで装備を整え、アイテムやアビリティを駆使することで、有利な状況を作り出すことができます。

 

コインを稼ぐために相手のキルを奪う

相手のヒーローに倒されてしまった場合、「50ゴールド+Net Worth÷40」のゴールドを失います(Net Worthとは、所持しているアイテムの価格と所持ゴールドを合計したもの)

一方で、相手からキルを奪った場合には、状況にはよるもののおおよそ「200+レベル×8」のゴールドを獲得することができます。

また、序盤戦であるならば「前線に復帰するTP代金」。

中盤以降は「長時間の待機状態」にすることができます。つまり、Dota 2ではいかに倒されず、相手を倒すかがゲームの鍵となっています。

 

タワーを破壊して有利に進める 

タワーは、TPでの移動先に指定することができます。そのため、タワーを失ってしまうと移動先が消えてしまうことになりますので、だんだん不利になっていきます。

また、タワー周囲を見渡すことができ、透明を看破するうえ、かなりの攻撃力もあります。

緊急時の避難場所としても有効ですので、攻撃だけではなく、破壊されないように守らなくてはいけません。

さらに、タワーを破壊することでチーム全員にゴールドが入ります。

タワーを破壊すればするほど試合を有利に進めることができるというわけです。

 

Dota 2への賭け方

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Dota2への賭け方はとてもシンプルです。ブックメーカーから他のスポーツの試合に賭ける場合と変わりはありません。

賭ける手順は以下の通りです。

 

・ステップ1:ブックメーカーに登録する。

・ステップ2:「eスポーツt」か「Dota 2」を検索する。

・ステップ3:入金する(ボーナスが適用される場合がある)。

・ステップ4:賭けたいオッズを選ぶ。

・ステップ5:賭け金を選択し決定を押す。受付完了で終了。

・ステップ6:結果を待つ。

 

Dota2への賭けは初心者の方でも簡単に行うことができます。

ゲームのルールをしっかりと把握して慣れた後に、ベットすることをおすすめします。

なお、登録するブックメーカーは、ライセンスをしっかりと所得しており、安全性に問題がないものを選ぶようにしましょう。

 

Dota 2のまとめ

今回はDota 2の特徴やルールについて、また、ブックメーカーからの賭け方の手順などについて詳しく解説してきました。

Dota 2は、他のMOBA系にはないさまざまな特性を備えた個性的なゲームです。

ルールはシンプルでありながら、戦略も必要とする奥深いゲーム性はプレイヤーや観戦者、ベッターを魅了しています。

プレーするのはもちろん、ブックメーカーでも楽しむことができるDota 2をぜひ試してみたはいかがでしょうか。